名作刑事ドラマ「Gメン’75」第286~288話を久々に観る

デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第96弾。

第286話「スカート切り裂き魔」

ゲストは福崎和宏、児島美ゆき、小坂一也など。

あらすじ

電車内で女性がスカートを切り裂かれる事件が発生。
吹雪刑事も被害に遭う中、
南雲警視の秘書が切り裂き魔に殺された。

おとり捜査の結果、
Gメンは長尾(福崎和宏)を別件逮捕するのだが--という話。


感想

社会風刺の要素もある西島大脚本らしい作品。
犯人がどうか疑われる青年役に
福崎さんというキャスティングがいいんだなこれが。

確か特捜最前線ではホントに犯人って回があったけど。
挿入歌はNSP「雪のララバイ」。

あんまりGメンはこういう音楽の使い方がうまくないような。
変に長いというか、むりやりそういう場面作ってる感じ。
そのあたりは特捜最前線の方がうまいかな。

最後はちょっとドタバタ感。
パーフェクトな作品はそうそう生まれませんわな。

第287話「手術代の上の悪魔」

ゲストは野際陽子、橋本功、香野百合子、近藤宏など。

あらすじ

深夜、運送会社社長が何者かに刺殺された。
運転手・池谷(橋本功)が自首し単独犯行を主張するが、
被害者の息子・勇は逃げていく二人組を見たと証言。

勇と柔道教室で接点のあった立花警部が捜査に乗り出すが、
取り調べ中に倒れた池谷が脳腫瘍で手術することに。

事件を追及したい立花警部と、
脳外科医・室井(野際陽子)は激しく対立して--という話。


感想

メインゲストの野際さんもさることながら、
橋本功さんと香野百合子さんの参加が大きい。

橋本さんは刑事役もあればこういう役柄もあったり、
いい役者さんでしたな。
今あまりいないタイプの人では。俳優座だったっけ。

特捜最前線の「夢を掘る男」だったかな、
あれすごく印象深い。
金八先生Ⅱに生徒役で出てた人も出演している回。

香野さんはなんちゅうても太陽にほえろの
殿下の恋人役ですな。

ちょっとしか出てこない林ゆたかさん、
専務役の近藤宏さんも味わい深い。

真犯人は簡単に想像がつくのだが、
それなりに見どころのある作品。

第288話「唇を奪われた女刑事」

ゲストは森マリア、どちらさんですかみたいな外人。

あらすじ

速水刑事の恋人でFBI捜査官のモーガンが来日。
二人は日本に逃亡していたギャングのボスを、
ヨットハーバーで見つけて射殺。

一件落着と思いきや、
モーガンも強盗の一味だったことが判明。

速水は自分を殺そうとしたモーガンと対峙する--という話。


感想

森マリアワンマンショーって感じの作品。
ニューヨークの風景も見どころ。
赤レンガは横浜なのかな、あれ。

それ以外は特にどうということはない。
森マリアさんはリアルタイムでは時代劇のイメージ。
最初観た時、なんで江戸時代に外人が?と思ったもんである。

いいのだ、キレイだから。

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