時代劇「吉宗評判記 暴れん坊将軍」第34~36話を久々に観る

デアゴスティーニから発売の第12弾。

第34話「嵐の中に舞う女」

ゲストは岡田茉莉子、伊吹吾郎、葉山良二、稲野和子、佐々木孝丸など。

あらすじ

大奥で将軍に踊りを披露する奥上覧が近づく中、
梅川流代表を巡っていざこざが勃発。

姉弟子の波路(稲野和子)が
家元から評価の高い古扇(岡田茉莉子)に
一方的に敵愾心を燃やしているだけの話なのだが、
何が何でも代表になりたい波路の行為がエスカレート。

ごろつきを雇って古扇を襲った時は、
通りがかりの吉宗によって失敗するものの、
古扇と恋仲の伊之助(伊吹吾郎)が実は由緒のある武士と知るや、
出世のために家柄欲しいぞ堀田駿河守(葉山良二)をそそのかし、
伊之助の系図奪って出世してね~その代わりバックアップよろしく話。

計画はまんまと成功したかに見えたが、そこは吉宗が許すわけがなく――という展開。


感想

ゲストはなかなか豪華だし、話は分かりやすいし。
なんだけど、なんちゅうか段取りっぽく見えちゃう。

コクがないというかね。
ゲストが揃ってるだけにもったいない感じ。

伊吹吾郎さんって音は吹き替えだろうけど、
ご本人は楽器得意だったような。
マンドリンだったかな?・・・忘れた。

第35話「爆薬を抱いた花嫁」

ゲストは大木実、伊沢一郎、立花直樹、北原義郎、野川愛など。

あらすじ

武蔵野新田開発に力を入れる吉宗。
技術面を担うのは相模屋利兵衛(大木実)、
財政面を担うのは両替商・武蔵屋清右衛門(伊沢一郎)。

利兵衛の娘・おたえ(野川愛)と
清右衛門の息子・作太郎(立花直樹)は祝言間近で、
辰五郎夫妻が仲人といいことづくめ。

そんな中、利兵衛が何者かに狙われる事件が。
吉宗たちが裏を探っていくと、工事資金の不正が発覚して――という話。


感想

これまたゲストはなかなか豪華。
爆発のタイムリミットサスペンスなんかもあったりして。
まとまってんだけど、これもなんちゅうかね薄味というか。

ゲストに見せ場があるようでないような。
タイムリミットサスペンスに大木実さんが関わってこないせいかな。

立花直樹さん=ジャンボーグA(だったっけ)のイメージ。
野川愛さんは忍者キャプターだったかな。

北原さん&伊沢さんといういぶし銀悪役コンビ。
吉宗が「成敗」という言葉を使うのは、今回が最初かなあ。

第36話「天を欺く泣きぼくろ」

ゲストは野川由美子、武藤英司、島田歌穂、大木正司など。

あらすじ

ある夜、身投げしようとした女を助けため組の面々。
聞けば、夫に先立たれて借金で首が回らず死のうとした模様。

話を聞いた源蔵らは金を出し合い、
おさいはへそくりを出し、め組に寄った吉宗も金を出す。
唯一、その女・お秀(野川由美子)に疑いの目を向けたのは龍虎だけ。

その見立ては正しく、忠相からお秀は身投げ屋であることを知った吉宗。
実は側にいた加納五郎左衛門まで被害を受けていた模様。

お秀は昨今問題になっている大名貸しを断ったために、
膳所藩で私腹を肥やす連中に無礼打ちにされた大倉屋の内儀だった――という話。


感想

ストレートにわかりやすいだけでなく、
こういうゲストの芝居をきっちり見せてくれる展開がいい。

野川由美子さんは、この頃『桃太郎侍』に出てたんかね。
つばめやったっけ? 何やっても上手いですわな。
こういう訳ありな感じのキャラクターをやれば天下一品。

大倉屋の唐沢民賢さんは、いつもは与力とかが多いけど。
島田歌穂さんは、我々世代には『がんばれ!ロボコン』やねえ。
ロビンちゃんね。ロボコンの等身大?のやつ我が家にあったけど。
引っ越しの際に捨てられたのよね、あれ。
置いときゃ結構価値あったかも。

記事作成・ライティングに関するお問い合わせ・ご相談

コピーライター育成オンラインアカデミー

最近の投稿

テーマ別

ページトップに戻る