デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第５６弾。
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ゲストは中島ゆたか、内田朝雄、青木義朗、渡辺やよい、鮎川浩など。
あらすじ
高校時代の後輩で今は外科医院の院長・大友由美子（中島ゆたか）に
呼ばれた立花警部補は、入院患者・亀田（鮎川浩）が手術中に
人殺しを目撃したと口走ったことを相談された。
立花は亀田から事情を聞こうとするが、警察嫌いの亀田は協力を拒否。
それから間もなく、同じ病院に入院中の老婆（武知杜代子）と連れたって
屋台に一杯飲みに出た亀田が何者かにひき逃げされて即死する。
さらに由美子が拉致されたばかりか、
看護婦のひとみ（渡辺やよい）が射殺され、
駆け付けた速水刑事が逃げる男に銃を向けたところ、
二人の男に制圧されて連れ去られてしまう。
二人の男は、スパイ摘発を任務とする
公安７課の織田警部（青木義朗）と梅津警部補（遠藤征慈）だった――という話。
感想
Gメンらしいハードボイルドなお話。
これ、今の方がリアリティあるわねえ。
なんちゅうても日本はスパイ天国だから。
やりたい放題をいつまでスルーしてりゃ気が済むんかね。
警察は好きではないが、国を守るためには応援するわいな。
まあメンバーがいいですわな、本話は。
中島ゆたかさんが院長で渡辺やよいさんがナース。
そんな病院見たことがない（笑）
ぜひ一度入院してみたいもんだ。めっちゃ素直に言うこと聞きそう。
予告編と比べるとずいぶんカットしてるとこがあるんだろうな。
完全版とか観ることができたら、もっと面白いやろねえ。
丹波さんが「カメダ」という単語を口にすると、
どうしても映画『砂の器』を連想しちゃったりするのだが。
ゲストは佐藤仁哉、池田広法、今井和子、小鹿番、一ノ瀬麗奈など。
あらすじ
深夜、帰宅途中の婦人警官・春江（一ノ瀬麗奈）が殺された。
速水刑事と中屋刑事は、春江が摘発した交通違反者の怨恨の線を捜査。
１０人目に訪ねた寿司屋で働く青年・真一（池田広法）をマークする。
しかし、真一を取り調べている間に第二の殺人が発生。
危うく誤認逮捕するところだったが、速水は真一が何かを隠していると睨む。
被害者、容疑者ともに意外な過去を持つ事件の結末は――という話。
感想
やっぱり設定が上手いというか、
ところどころ西島大さんの脚本らしさが炸裂。
特に冤罪で無実が証明されて出てきた
真一の父親（相馬さん）がぐーたらになってるとかリアリティ満載。
意外とそういうケースもあったりしますからな。
おかみさんの言う通り、英雄ばかりじゃないのよね。
昼間キビキビ働いている婦人警官が
夜は男をとっかえひっかえ状態とか。
ここに一ノ瀬麗奈さんがいるってのが、これまたいいわな。
『恐怖女子高校』とか出てる。結構好き、ああいう顔の人。
ラストのとこなんかも参考になるし。
ああいうの、なかなか書けないもんね。
相馬さんはもちろん、山浦さんは発見者？かな、河合さんは所轄、
マスターはきくちさん、飼い猫殺されたとうるさいのが谷本さん、
そしてまいどおなじみ佐藤仁哉さんと常連オンパレードの作品。
ゲストは峰岸徹、月岡千秋、清水めぐみ、南城竜也、高野真二など。
あらすじ
サラ金に強盗が侵入、守衛１人が殺された。
生き残ったもう一人の守衛の証言をもとに
モンタージュ写真が作られるが、それを見た草野刑事はびっくり。
かつての同僚・野口（峰岸徹）にそっくりだったのだ。
優秀な刑事だった野口だが、
４年前帰省中に傷害事件を起こし懲戒免職処分を受けていた。
転落した人生を送っている模様の野口の犯行を信じない草野は、
野口の母・みつ（月丘千秋）のもとを訪れると――という話。
感想
ある程度予測がつくというか、こうなるんだろうなって感じ。
背景も含めてね。そもそもアパート訪ねた時点で「？」と思っちゃう。
そこはまず張込みじゃねーのかよ。
部屋を調べて表に出てきたら、向こうから野口が歩いてくる。
隠れんかい。とかね。
あのあたりはどうかと思うのよねえ。
４年前の事件にしても、背景はたぶんこうだろと。
今だったら親告罪じゃないから、告訴の必要はないのよね。
世の中、ゆっくりだけど進歩している部分もあるわいな。
守衛は山浦さんと相馬さん。
そして中田博久さんときくち英一さんがいる。
清水めぐみさんが『新五捕物帳』レギュラー入りするのはまだ後のこと。
鬼怒川温泉は行ったことないなあ。行ってみたいけど。
栃木は日光東照宮に行ったけど。
あと小山の駅そばが美味かったなあ。
今はもうないって聞いたけど。時の流れは早い。
