2011年放送の2時間サスペンス。
原作は松本清張、主演は名取裕子。
酒井美紀、大杉漣、川上麻衣子、金田明夫、渡辺いっけいなどが出演。
あらすじ
厚生福祉省に勤めるキャリア・ウーマン・浅井恒子(名取裕子)。
局次長の恒子は今日も出張で飛び回っていたが、
その最中、夫・英夫(伊藤洋三郎)の突然死を知らされる。
葬儀もそこそこに仕事に邁進しようとした恒子だが、
義理の妹・博美(川上麻衣子)から英夫が心筋梗塞で亡くなった場所が
全く馴染みのない大塚だったことに疑念を抱く。
英夫が倒れた時に介抱してくれた薬局の店主・高橋(大杉漣)を訪ねる恒子。
その高橋が店を閉め、新たに駅前の広い土地に薬局を出したことから、
恒子は元部下の孝子(酒井美紀)と、英夫の繋がりを知ることに――という話。
感想
観た中ではこれが一番いいような気がする。
原作の主人公は男性だが、性転換したことによって情念が深まるというか。
女性のプライドというか、そのあたりの描き方が上手い。
俳優陣も適材適所という感じがするし、観ていて面白い。
茅島成美さん、川上麻衣子さん、名取裕子さんと並べば
もうそこは金八先生パート2の世界(笑)
さらに金田明夫さんもいたりする。
長くやってりゃそういう組み合わせもありますわな。
もうちょっと前だったら
酒井美紀さんのポジションは川上麻衣子さんだったかな。
作りがいろいろと勉強になる作品。