1996年火曜サスペンス劇場にて放送。
いかりや長介主演の取調室シリーズ第4弾。
原作は笹沢左保「泡の女」。
ゲストは伊武雅刀、一色彩子、江藤漢など。
あらすじ
佐賀県の川上峡で大学教授の変死体が発見された。
捜査に乗り出した県警は、教授の娘婿・大友(伊武雅刀)に疑いの目を向ける。
現場付近に大友の所持品があり、
事件当夜に大友が教授に会っていたとの目撃情報が。
逮捕された大友の取調べに水木警部補(いかりや長介)が当たる。
一見、簡単そうに見えた事件だが大友にはアリバイがあった。
さらに大友の妻・夏子(一色彩子)の話から事件は意外な展開に――という話。
感想
伊武雅刀さんとくればデスラー総統、
一色さんは「警視庁殺人課」かねえ、我々世代には。
自殺の動機が見つからないから
自殺に見せかけた他殺として捜査する。
原作は夏子が父親の事件の動機を追う話。
ドラマでも動機がポイントになってくるのだが、
どうだろねえ、なんかわかりづらいっちゃわかりづらい。
これだったら娘夫婦のどっちが犯人かわからない、
みたいな展開にするのもアリだったかもしれない。
それだったら火サスらしくないのかもしれんけど。
なんちゅうか推理の丁々発止感がないのかな。
見せ方いうのは難しいですな。