1986年フジテレビ系列の木曜ドラマストリート枠で放送。
原作は西村京太郎の同名短編ミステリ。
石立鉄男が十津川警部を演じる珍しい作品だが、
主演といえるのは堤大二郎演じる西本刑事って感じ。
三原じゅん子、白石まるみ、小野進也などが出演。
あらすじ
宝石商・板倉が自室の浴槽で殺され、
十津川警部(石立鉄男)や亀井刑事(山谷初男)が捜査にあたる。
黒づくめの女が逃げたとの目撃証言や
板倉には100億の資産があることから
十津川警部は資産目当ての犯行と睨むが、容疑者を絞り切れない。
一方その頃、お坊ちゃまとあだ名される西本刑事(堤大二郎)は
婦警の美紀(白石まるみ)と大井川鉄道のSLに乗っていた。
乗った「かわね路」号には展望車があり、
西本は美紀そっちのけで展望車にいた黒づくめの女に注目。
ところが、大井川を渡る時に女の姿が突然消えた。
やがて女の死体が川から発見される。
二つの事件には何か繋がりがあるのか。そして事件の真相は――という話。
感想
山ほどツッコミはあるのだが、
これはこれでええんじゃなかろうかという感じ。
ベンツに乗ってくるお坊ちゃまな西本刑事。
ある意味貴重だ。堤さんは渡瀬十津川シリーズでも西本刑事でしたな。
原作は鉄道好きな亀井親子が巻き込まれるが、今回は西本&婦警の美紀。
白石まるみさん、懐かしいですな。「スチュワーデス物語」とか出てたし。
しかし、原作こんな話だったかな。
短編だからいろいろ尾ひれがつくのは当然としても・・・
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