1997年放送の赤い霊柩車シリーズ第8弾。
原作は山村美紗の同名ミステリ。
ゲストは第2作以来の金田賢一、藤吉久美子、そして石立鉄男など。
あらすじ
大地主の女性が焼死する事件が発生。
石原葬儀社に依頼してきたのは唯一の身寄りである甥の智夫(金田賢一)。
張り切る秋山(大村崑)をよそに明子(片平なぎさ)は事件に関心を持つ。
狩谷警部(若林豪)によれば、被害者は睡眠薬を飲まされていた模様。
智夫と妻・麻紀子(藤吉久美子)、被害者の愛人、
不動産業者の園城(石立鉄男)に殺人の嫌疑がかかる。
しかし、それぞれに完璧なアリバイがあった。
台所の火災トリックを仕掛けたのはいったい誰なのか。
そして被害者の愛人が謎の死を遂げた。
またまた明子と春彦(神田正輝)の推理が始まる――という話。
感想
毎度おなじみ本編が始まるまでの
お葬式あるあるが人気で為になるこのシリーズ。
正直本編よりも面白いと言えるかもしれない(笑)
このちょうど4~10作ぐらいまでが視聴率もよかったような。
ま、どんだけ明子と春彦の恋愛が続くのよって話ではある。
役者も歳をとるのだ、当たり前だが。
それはさておき、本作の話。
犯人が誰かは簡単に見当がつく。
たぶんコイツとコイツがこうなんだろうなあと
そしてこういう話でしょうねえとその通りになっていく(笑)
ま、そういうのも大事だ。
話が濃ければいいというわけではないわな。
薄すぎるのもどうかとは思うが。