デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第１０弾。
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ゲストは大門正明、住吉正博、新海百合子、根岸一正、中田博久、中丸忠雄など。
あらすじ
一人暮らしの老婆が殺人犯として網走に服役中の
息子・島尾（根岸一正）の無実を信じながらひっそりと亡くなった。
それを発見したのは婦警の牧子（新海百合子）。
牧子は津坂とともに島尾を逮捕した仁科刑事（大門正明）の妹。
初手柄だった島尾逮捕の真相を追うため、津坂は網走へ。
別に主犯がいることを突き止めた津坂は、
仁科が使っている情報屋・アカギ（住吉正博）の連絡で張り込む。
撃ち合いとなり津坂は友部（キャプテンウルトラ・中田博久）を射殺。
しかし、友部は本ボシではなく津坂は謹慎の身に――という話。
感想
津坂刑事主役の回だが、ボス・黒木警視の存在感が抜群。
相変わらず何言うてるかよくわからんが（笑）、
やってることはさすがボス、めちゃくちゃかっこいい。
大門さんは第２話でも登場してましたな。
「大非常線」にレギュラー出演するのはこの後なんだね。
新海さんはこんな顔だったっけ？
なんか記憶にあるのとちと違った。
刑事ドラマも多いけど、時代劇も結構出ていたからそのイメージが残ってんのかな。
あと「悪魔の手毬唄」も出てた。２番目に殺される文子ね。
住吉さんはやっぱり「助け人走る」の為吉かなあ。
意外にも為吉が必殺シリーズ初の殉職者なのよね。
根岸さんはこれでもかというぐらい悪役あるけど
特捜最前線で恋人の復讐に走る（でも利用されてるんだけど）役がインパクト大。
あの話、好きなんだよねえ。吉野刑事のやるせなさと憤りが。
「レイプ・十七歳の記録！」って話。
ラストはうーん、無難と言えば無難だし
安易と言えば安易だし、これでいいっちゃいいような。
ゲストは緑魔子、有吉ひとみ、清水紘治、酒井修、原口剛など。
あらすじ
蓉子（有吉ひとみ）とのハネムーンに出かけるはずだった
小田切警視の部下・杉村（原口剛）が何者かに刺殺された。
蓉子の証言で変質者・土屋（清水紘治）が逮捕され、
犯行は決定的と思われたがホステス・香代（緑魔子）が土屋のアリバイを証言。
小田切は土屋を釈放し泳がせ、響刑事は香代のバーに潜入。
香代がアリバイを証言した背景には、杉村が出世したある事件が絡んでいた――という話。
感想
Gメンお得意の現在⇒過去⇒現在の構成。
見どころはなんちゅうても緑魔子リターンズ。
第２３話のコミカルな感じとはうってかわり、復讐に燃える女を熱演してくれている。
緑魔子さんで印象的なのはやっぱり傷だらけの天使かな。第２話だったっけ。
対抗馬は有吉ひとみさん。
とにかく太陽にほえろ！で関わる人が皆死んでいくイメージがあるけど
「パパと呼ばないで」にも出てるし、「だから大好き！」ではスパイだけどコミカル。
原口さんも悪役のイメージが強いけど
「編笠十兵衛」では赤穂浪士側でしたな。あのドラマももう一度観たいねえ。
清水さんは新・必殺仕置人の最終回のインパクトが強いなあ。
で、本作の話だがなんせリモコンセスナが飛んでる時間が長い（笑）
ゲストは我らが中島ゆたか、吉田義夫、森下哲夫、松下実加など。
あらすじ
Gメンが追っていた麻薬の売人が相次いで変死。
現場に残されていた赤い花は、以前に響刑事が古本屋で見つけたものと同じ。
古本屋をあたって本を売ったのが礼子（中島ゆたか）という
看護婦であることを知った響刑事は病院にいくが礼子は退職していた。
礼子の恋人は容疑者と目される古賀（森下哲夫）。
アパートへ行ってみると礼子は古賀の娘・めぐみ（松下実加）を連れて出てくるところ。
二人を尾行した響刑事は札幌へ。
めぐみを預けて姿を消した礼子を追って積丹半島に向かうのだが――という話。
感想
冒頭から石狩挽歌が流れるお話。
昔再放送で観たと思うんだけど、こんな感じだったかなあ？
結構クレジットには小林稔侍さんとかの名前もあんだけど出てない。
第２７話に引き続き出てるのは遠藤さんぐらいかな。
たぶんカットしているところが随分あんだろねえ。
なんか中途半端な感じがせんでもない。整合性がとれてないというか。
一番よくわからんのはくるい花おじいちゃん持ってるんやったら
海に取りに行かんでよくねえか？ってとこ。聞き間違えたかな。
だってさっきまで取引って言ってたよねえ。
他にカットできるとこはあったような気がするので、
なんか全体的にもったいなく感じる作品。
ま、出せなかったとこがあるのかもしれないけどね。
