1992年土曜ワイド劇場にて放送。
神津恭介の殺人推理シリーズ第11弾。
近藤正臣主人公作品のラストにあたる。
研三が獏さんから太川陽介に代わり、兄貴の警部はいない。
ゲストは設楽りさ子、山下規介、小牧彩里、斉藤林子、三上真一郎など。
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あらすじ
多くの人々が朝から働いている中、
ボードセイリングなんか楽しんじゃってる神津&信子。
最初は凄い病気がちだったのに変われば変わるもんである。
一方、満員電車のなかで事件は起きた。
銀行員・福島が突然倒れて死亡したのだ。
乗り合わせていた新聞記者・山下(山下規介)がこれをスクープ。
後輩記者の香織(設楽りさ子)と事件を追うようになる。
お騒がせ男・研三(太川陽介)は駅構内を歩いているところ、
事件を目撃した浩子(小牧彩里)とバッタリ。
以前、神津兄妹を交えて面識があったのだ。
香織が神津の講義を以前受けたこともあって、
満員電車殺人事件の捜査に神津が関わっていく。
しかし、それをあざ笑うかのように連続殺人が――という話。
感想
前回のパラオもたいがいだったが、それに輪をかけたような作品。
なにせ何も残らない。残るといえば設楽りさ子のセリフ棒読みぐらいなもんだ。
唯一いいところは、結構原作通りってとこかな。
なにせ作品によっては、犯人から変わってたのもあったから。
それもしゃあないんやけどね、短編を映像化してるのも多いし。
そのままじゃ映像的にイマイチってパターンもあるんで、
一概には言えませんわな。
ま、たぶんあれなんだろうねえ、
10作で終わるつもりだったんでしょうな。
それで慰労も兼ねてパラオみたいな。
バブルの頃だったし。そうかどうかは知らんけど。
やっぱり柳の下にドジョウはそう何匹もおらんのだ。