1996年10月18日放送の赤い霊柩車シリーズ第6弾。
原作は山村美紗の同名短編ミステリ。
ゲストは京本政樹、鳥越マリ、相島一之など。
あらすじ
大江原産業のパーティーに招かれた明子と秋山。
二代目ボンボン社長の純一(相島一之)より、
専務の上山(京本政樹)の方がしっかりしていることは誰の目にも明白。
明子が春彦と会うのにウキウキしていると
休暇中の良恵が来ていた琵琶湖で純一の死体が上がった。
純一の仮通夜の晩、今度は純一の婚約者・佐田しのぶが死体で発見される。
事故死と見られたしのぶの死体に不審な点があることから、
狩谷警部ら京都府警は他殺の線で捜査を進める。
毎度おなじみ明子と春彦のコンビは事件に首を突っ込むが、
秋山がしのぶの方が純一より古い死体に見えると言い始めた――という話。
感想
ディスイズ2時間サスペンスという感じの作品。
メンバーそれぞれ活躍の場があってお約束のシーンもたんまり。
この頃になるとこういうソフトな作品が主流だったのね。
まあ、それはそれで時代の流れというかね。
昔みたいにドギツイ話が多ければいいというものでもないし。
組紐屋の竜さんはこういう話が似合いますしな。
鳥越マリさんは今何してんのかねえ。結構人気ありましたわな。
そして我らがなぎなぎさんは相変わらず(笑)
大村崑さんなど周囲と安定のコンビネーションを見せてくれる。
こういうお約束も長く続くには大事だよね。