日活映画「女子大生 温泉芸者」を観る

1984年公開の日活ロマンポルノ。
主演は朝吹ケイト。懐かしや。
監督は藤浦敦、脚本は池田正一。後の高竜也。その道では有名。

あらすじ

熱海に失恋旅行にきた朝吹ケイト。
襲われそうになったところを助けてくれた男と寝る。

男の仕事はピンクショーのポン引き。
芸者として働き始めた朝吹ケイトは
県会議員になりたい野心家のおっさんからせしめた
百万の小切手を新しくやり直したいと言った男にくれてやるいい女。

働き始めた旅館では各人いろいろな思惑で
くんづほぐれづ色と欲が絡んだ大作戦状態に。

そんな時、父親かもしれない男がいるとわかって――てな展開。


感想

女優がたくさんいるので飽きがこない、
というかいろんな裸が楽しめるというのが藤浦映画の特徴。

まあロマンポルノに求めるものは普通それしかない(笑)
しかし、意外とできていない作品の方が多かったりする。
こういう風に徹底してくれると観る方もある意味清々しい。

一方、ドラマ性がないのかといえばそんなことはない。
見せ場見せ場は結構きっちりしている。
なんちゅうか人間模様がわかるのよねえ、裸が多くても。

砂塚秀夫さんが屋台のオヤジで出てたり、締まるとこは締まっている。
意外と勉強になんのよね、こういう作品観ていると。
映画とは娯楽であるということですな。

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