1959年公開の新東宝映画。
監督は石井輝男、主演は宇津井健、三ツ矢歌子など。
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あらすじ
舞台は第二次世界大戦後の中国・長春。
軍医の吉成(宇津井健)は救護所にやってきた。
そこには先に従軍看護婦たちが来ており、
恋仲だった秀子(三ツ矢歌子)もその一人だった。
ある日、違う救護所に看護婦5名が派遣されていく。
次いで、第2派遣隊の要請が来るのだが、
送り出された秀子たちが見たものは、
看護婦を慰安婦代わりにしているソ連軍の姿だった――という話。
感想
一言でいえば新東宝版「ひめゆりの塔」。
終戦後に看護婦をだまして慰安婦代わりにした――
というのは史実と言われてはいる。
ま、関東軍がとっとと逃げ出して
後に残されたものがひどい目にあったのは確かで。
救助が失敗に終わったと思い込んで
死の抗議をするなんてところは「白虎隊」ですかね。
吉成が秀子を救助しようとするシーンで
晴れてるカットと雪降ってるカットが繋がれてるのが
ある意味凄いというかおおらかというか。