西村京太郎260「秋田新幹線『こまち』殺人事件」を読む

1998年出版の作品。1999年と2006年に土曜ワイド劇場で映像化。あらすじ故郷で再出発するため秋田新幹線で旅立つ戸塚由美。彼女には金融詐欺に絡む殺人の共犯容疑がかけられていた。三田村・北条刑事は彼女を尾行する。秋田・角館の実家の旅館で働く由美。そこに現れる別れた夫、銀座のクラブで働いていた時の客。そういった連中が次々と殺されていく。事件の背後には何があるのか。十津川警部の推理は――という話。感
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西村京太郎288「夜行列車の女」を読む

1999年出版の作品。TBSでも土曜ワイド劇場でも映像化されている。あらすじ寝台特急の取材に出たカメラマンの木下。隣の個室にいた若い美女・永井みゆきに興味を持つ。翌朝、道後温泉に行くといっていたみゆきが起きてこない。不審に思った木下は彼女の部屋を覗くがそこには死体が。その女性はみゆきとは別人だった。犯人と疑われた木下は証拠不十分で釈放される。東京に戻ってからも警察に付きまとわれたり迷惑千万な状況に
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西村京太郎14「殺意の設計」を読む

1972年出版の作品。主人公は矢部警部補。後に左文字進シリーズで出てくる矢部警部と同一人物かどうかは定かでない。1986年に土曜ワイド劇場で「人妻の背徳日記殺人事件」のタイトルでドラマ化。出演は石立鉄男、佳那晃子、村井国夫、平淑恵、小林昭二、池波志乃など。あらすじ新進画家の田島とその妻・麻里子。2人は幸せな結婚生活を過ごしていたがある日、田島の不倫を暴露した手紙が麻里子のもとに。半信半疑だった麻里
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西村京太郎424「上野駅13番線ホーム」を読む

2007年出版の作品。2009年に土曜ワイド劇場で映像化。ゲストは金子賢、小沢真珠など。あらすじ失意のまま郷里の美唄に帰ろうとしていた本田。しかし彼は、上野駅で同郷の成功者・小池をはずみで殺してしまう。金を奪いカシオペアに乗り込む本田。美唄につくとすぐに入院していた母親が死去。彼は再び北斗星で上京するのだが、周囲でおかしなことが起き始める。一方、小池殺害の事件を担当した十津川警部と亀井刑事。ところ
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西村京太郎412「遠野伝説殺人事件」を読む

2007年出版の作品。映像化はまだなし。あらすじ製薬会社の元研究室長・佐伯。彼は心臓病の特効薬を開発したが、副作用で死者を出した責任を取って会社を辞めていた。その佐伯が特別天然記念物を無断採取した罪で突然逮捕される。彼の娘・加奈子が身元引受人となるが父親の態度に疑問を持つ。一か月後、佐伯が何者かに刺殺された。捜査に動いた十津川警部は今回の殺人事件の根っこは遠野にあると判断し現地に赴くが――という展
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西村京太郎342「失踪」を読む

2003年出版の左文字進シリーズ。同年にTBSで映像化。水谷豊のやつね。あらすじある日、左文字の友人の矢部警部が何者かに撃たれ入院。見舞いに行く左文字と妻・史子。矢部警部は極秘に左文字に調査を依頼する。矢部と別居中の妻・美加は失踪し、部屋には女性の絞殺死体が。さらに矢部警部が病院から姿を消すと二人目の殺人が起る。左文字と史子は調査を続けるうちに別の失踪事件の存在を知る。そして事件の裏側で起きていた
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西村京太郎435「十津川班捜査行 湘南情死行」を読む

2008年出版の短編集。「湘南情死行」「恋と復讐の徳島線」「死への週末列車」「愛と孤独の宗谷本線」「青に染まった死体」の5編を収録。「湘南情死行」は恋人とデート中の西本刑事がクルーザーの爆発を目撃するところから事件に巻き込まれる話。西本らしいというか彼女の方がしっかりしていて事件解決のきっかけを作ってくれる。「恋と復讐の徳島線」は十津川警部がメイン。最近行きつけになった本屋の主人が急に姿を消した。
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西村京太郎233「恐怖の海 東尋坊」を読む

1995年出版の短編集。表題作の他、「恐怖の湖富士西湖」「恐怖の清流昇仙峡」「恐怖の橋つなぎ大橋」の計4編を収録。「恐怖の海 東尋坊」は毎度おなじみ日下刑事巻き込まれ編。留守番電話に吹き込まれていた大学の同期の声。それは死者からのメッセージだった――という話。2013年にTBSで映像化。巻き込まれるのは西本刑事・堤大二郎。ゲストは大河内奈々子、湯江健之、石井めぐみなど。タイトルは「特急しらさぎ殺人
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西村京太郎31「血ぞめの試走車」を読む

1977年出版の作品。もともとは信濃毎日新聞に1971年12月から10カ月にわたり連載された「東から来た男」。主人公とそれを助ける周囲のキャラクターが魅力。あらすじテストドライバーの結城は、ある日試走車で事故を起こす。それがスクープされたことから、京都に身を隠す結城。だが、バーで知り合った美人が翌朝死体で発見される。死体のそばには結城の腕時計が残されていた。結城は自分のアリバイの証人となる失踪した
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西村京太郎236「丹後殺人迷路」を読む

1995年出版の作品。1997年にTBSで映像化。ゲストは斉藤慶子、根津甚八など。あらすじ真夜中に突然十津川警部宅に電話が。相手は8年前に逮捕した平野という男。平野は妻殺しで服役し出所したばかりだったがその殺したはずの妻を新宿で見かけたというのだ。翌朝会う約束をして眠りについた十津川だったが平野はアパートの部屋で惨殺死体で見つかった。壁には奇妙なマークと「文殊に聞け!」との血文字。これらはいったい
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