西村京太郎129「特急『おおぞら』殺人事件」を読む

1987年出版の作品。1994年に土曜ワイド劇場、2002年にTBSでテレビドラマ化。あらすじ北海道・釧路の親戚の家に遊びに行った亀井刑事一家。ところが、息子の健一が特急「おおぞら9号」で誘拐される。亀井は翌朝犯人からの指示で「おおぞら6号」に乗る。そこで亀井は犯人から指定された睡眠薬入りのジュースを飲み意識を失う。気が付いた時は血まみれのナイフが手にあり、近くには男女2人の刺殺体。弁解の余地なく
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西村京太郎174「スーパー雷鳥殺人事件」を読む

1990年出版の作品。1995年と2012年に土曜ワイド劇場で映像化。あらすじ自殺を図るため福井の東尋坊に向かった男、佐々木。ところが「スーパー雷鳥3号」の車内で、池辺興産社長の毒殺に遭遇。池辺から託された手紙には、復讐の依頼と自分の命を狙う疑いのある人物リストが。池辺の妻、その兄、副社長、顧問弁護士――。突然のことに戸惑う佐々木に謎の女が接近。怪しい男に命を狙われる中、義憤心にかられた佐々木は事
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西村京太郎108「特急『あずさ』殺人事件」を読む

1986年出版の作品。2006年にTBSで映像化。あらすじ十津川警部の部下、日下刑事に電話してきた元恋人の川合けい子。一方的に関係を切られた日下だが、待ち合わせの場所に出かける。相談の内容は「あずさ7号」で一緒に松本まで行った、と証言してほしいというもの。刑事の自分にそんなことできるわけがない、と断った日下刑事だが釈然としない。そんな時、謎の男から電話が。内容はけい子に頼まれた「あずさ7号」の話そ
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西村京太郎47「黙示録殺人事件」を読む

1980年出版の作品。映像化はまだなし。あらすじ久々の休日に家族と銀座に出た亀井刑事。ところが突然のモンシロチョウの大量発生におかしいと感じた亀井は出所をさぐる。そこには微笑したまま動かない青年の姿があった。予告自殺なのだろうか。続いてマンモス団地の一角で、ゴム風船が次々と上がっていく奇妙な出来事が。するとそこには若い女性の死体があった。これまた予告自殺なのだろうか。捜査にあたる十津川警部と亀井刑
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西村京太郎49・伝説の名作「終着駅殺人事件」を久々に読む

1980年出版の作品。翌年に日本推理作家協会賞を受賞。1981年と2013年に土曜ワイド劇場、2001年に月曜ミステリ―でテレビドラマ化されている人気の作品。あらすじ上野駅構内のトイレで通産省の役人、安田が他殺死体で発見された。彼は青森県のF高校で校内新聞を出していた男女7人の仲間で、7年ぶりに一緒に故郷の青森に行こうと上野駅に来て殺されたのだ。残りの6人は安田の死を知らず予定通り上野駅発の寝台特
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西村京太郎98・「臨時特急『京都号』殺人事件」を読む

1985年出版の作品。1996年に土曜ワイド劇場で「寝台特急『北斗星』殺人事件」として映像化。記念すべき北条早苗刑事初登場作品ともいえる(もっともこの時の表記は北原早苗)。あらすじ大会社ワールド時計に家族殺害の脅迫状が届く。ワールド時計の社長・楠木は一人娘のかおりが臨時特急京都号で京都に行くのでガードしてほしいと知り合いの三上刑事部長に依頼する。それを受けて三上の遠縁にあたる三沢刑事と3カ月前に配
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2時間サスペンス原作・西村京太郎229「愛と悲しみの墓標」を読む

1995年出版の作品。2003年に土曜ワイド劇場で、2007年にTBSでテレビドラマ化。あらすじ独身の実業家が毒殺され、残された3人の愛人に容疑がかかる。相続権はなくても、もし彼の子供を妊娠していれば莫大な遺産が手に入るからだ。十津川警部と亀井刑事は愛人の一人で一番目立つ、モデルの藤原さつきを尾行。ところが、部下に尾行させていた愛人の一人、早見友美が殺害される。しかも、容疑者として逮捕されたのは自
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西村京太郎37「炎の墓標」を読む

1978年出版の十津川警部もの。初期の社会派作品群を彷彿とさせる内容。映像化はまだなし。あらすじマンモス・タンカーの爆破中止と引き換えに百万ドルを要求する脅迫電話が新太平洋石油にかかってきた。それをインドネシア、バリ島のデンパサールにある小さな商会に振り込めという。十津川警部と亀井刑事が急行するが巧妙な犯人の罠でタンカーは爆破される。続いて親会社の会長が誘拐され身代金は同じく百万ドル。振込先も同じ
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西村京太郎501「特急ワイドビューひだに乗り損ねた男」を読む

2012年出版の作品。映像化はまだなし。あらすじ東京で空き家の床下から男の白骨死体が発見。ポケットには2年前の高山行き「ワイドビューひだ13号」の切符。十津川警部は飛騨高山に向かう。すると7年前、市議の妻と駆け落ちして消えた男の話が。市議はその後、元大臣の娘と再婚し国会議員になっているという。果たして7年前に何があったのか?世界遺産登録を巡る詐欺事件もからみ、様々な圧力を跳ね除けて十津川警部が暴い
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西村京太郎327「裏切りの特急サンダーバード」を読む

2002年出版の作品。映像化はまだなし。あらすじ大阪から北陸本線を走る特急サンダーバード。ある日、この列車が400人以上の乗員・乗客とともにジャックされた。犯人グループの要求は身代金なんと11億円。拒否した場合はサンダーバードを爆破するという。偶然車内に居合わせた北条刑事の協力を得て車内の様子を探る十津川警部。途中駅を通過し走り続けるサンダーバードの異変に気付き騒ぐマスコミ。犯人からの指示で11億
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