シナリオ・山田太一ドラマ「ふぞろいの林檎たちⅢ」を久々に読む

1991年1月~3月にTBSで放送。全11回。
ちょうど放送中にシナリオが発売されて買ったと思う。

主要キャストは
仲手川良雄――中井貴一
    門脇晴江――石原真理子
    岩田健一――時任三郎
 水野陽子――手塚理美
 西寺 実――柳沢慎吾
 西寺綾子――中島唱子
 本田修一――国広富之
 本田夏恵――高橋ひとみ

その他、根岸季衣、佐々木すみ江、吉行和子。
小林稔侍、柄本明、裕木奈江など。
仲手川の兄貴が小林薫じゃなかったのが大打撃。

それぞれのタイトルは
第1回「旧友と逢いますか?」
第2回「人は変ると思います?」
第3回「昔の方がいいですか?」
第4回「大人の実感ありますか?」
第5回「チャンスを掴みましたか?」
第6回「キツイ体験ありますか?」
第7回「遠くへ行く人いませんか?」
第8回「この頃泣くことありますか?」
第9回「いくつの人生見ましたか?」
第10回「季節を忘れていませんか?」
第11回「出直す元気がありますか?」

あとがきによればシナリオを書いた山田太一さんは
第1話を試写で観た時、絶望したらしい。

当時、確か夕方にパート1が再放送してたけど
それと比べると「?」という気はしたような。

旧友再会ってとこはよかったんだけど、
晴江が結婚してて旦那が柄本明で
流れる音楽がなんかちゃうなあという感じが
したのはなんとなく覚えている。

パート3で一番良かったシーンは
第7回の後半の健一と陽子の会話が印象深い。

弘前に行くという陽子を止めようとする健一。
サザンの音楽が流れるパート2の回想が入り、
30代になった2人がする会話が素晴らしい。

ここだけものすごくよかったなあ。

あとは最終回もなんかなあという気がするし。
最初のシリーズの最終回なんてものすごく感動したけど。
パート4に至っては途中から観るのやめたし。
シリーズというのはつくづく難しいと思う。

 

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