死神シリーズ6・西村寿行「涯の鷲」を読む

1990年出版のシリーズ第6弾。
世界のあらゆるスパイの実名が乗っている
マイクロフィルムを巡り、死神コンビが活躍する話。

あらすじ

ソープに売り飛ばす予定の女を味見していた伊造。
ところが、謀略活動を目撃していたと思われて囚われの身に。

情報を聞きつけた中郷と伊能の死神コンビ。
情報機関が狙うものが世界のスパイの実名を記した
マイクロフィルムだとわかるや、伊造たちとの交換を要求。

ところが、襲われマイクロフィルムを奪われてしまう。
ノルウェーのオスロで非公然のスパイが3人相次いで殺される。

自分たちをおびき寄せる罠と知りつつ中郷と伊能の死神コンビは旅立つ――という展開。


感想

出だしから中盤にかけてはなかなか面白い。
ところが、だんだんわけわからんようになってくる。

とにかくいろんな部隊が出てきて誰と誰が味方やねん状態。
ま、わからんことはないけど死神コンビの印象がなんか薄い。

コンビプレーで敵を撃退するシーンなんかはいいけど。
(電車の中)

最初の4作に比べると落ちるかなあ、やっぱり。

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