刑事コロンボ27・名作「逆転の構図」を久々に観る

1974年の(日本では1975年)放送の第27弾。ユーモアとミステリーがうまく散りばめられたシリーズ屈指の名作。あらすじピュリッツアー賞を受賞するなど高名な写真家であるポール・ガレスコ。しかし、妻のフランシスのわがままぶりに嫌気がさし殺害を決意。かつて刑務所に泊まり込んで写真を撮った時に知り合った強盗犯のダシュラーを仲間に入れて計画を実行。フランシスを偽装誘拐で殺しさらにダシュラーを自分と撃ち合っ
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刑事コロンボ31「5時30分の目撃者」を久々に観る

1975年放送(日本では1976年)の31作目。シリーズを支えた名脚本家ピーター・フィッシャーの最後の作品。あらすじ精神科医コリアーは女好きの野心家。患者の人妻ナディアといい仲になるが夫にばれてしまいはずみで夫を殴り殺してしまう。口裏を合わせ難を逃れようとするコリアーだがコロンボにばれそうになりナディアに催眠術をかけ自殺に見せかけて殺害する。事件のカギを握るのはコリアーのアリバイ。唯一の目撃者は盲
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クリント・イーストウッド主演映画「戦略大作戦」を観る

1970年公開のアメリカ映画。舞台は第二次世界大戦中のヨーロッパ。戦争映画というよりはアクション・コメディ。あらすじ1944年9月――。第二次世界大戦末期に差し掛かったころ、ちっとも手柄を立てられないアメリカ陸軍の小隊がいた。小隊長は「刑事コジャック」テリー・サバラス。相変わらず顔が怖い。そこに属する部下のヘマの責任取らされて降格の「ハリー・キャラハン」クリちゃん。この時点ではまだマグナムはぶっ放
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アカデミー賞受賞作「ハリーとトント」を久々に観る

1974年公開のロードムービーの名作。主演のアート・カーニーはアル・パチーノ、ジャック・ニコルソン、ダスティン・ホフマン、アルバート・フィニーを押しのけ堂々のアカデミー賞主演男優賞に輝いた。あらすじ72歳の老人ハリーは愛猫のトントと一緒にニューヨークのマンハッタンに住んでいた。ところが区画整理のためアパートから強制立ち退きに。抵抗したもののやむなくハリーはトントと長男の家に行く。しかしそこで待って
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三船敏郎主演大型時代劇「大忠臣蔵」を観る

1971年制作のテレビ大型時代劇。全52回。テレビ版オールスター作品ともいえる豪華な面々。あらすじと感想主な配役は次の通り。大石内蔵助→三船敏郎。言わずと知れた「世界のミフネ」浅野内匠頭→尾上菊之助。妻は緋牡丹のお竜、娘はベルリン国際映画祭最優秀女優賞。大石りく→司葉子。息子の嫁はん元Wink。瑤泉院→佐久間良子。実は書道がめちゃ上手い。堀部安兵衛→渡哲也。趣味は焚火。吉田忠左衛門→中村伸郎。文学
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前田敦子主演映画「イニシエーション・ラブ」を観る

2015年公開の映画。原作の面白さを映像でどう活かすかが見所。あらすじ1980年代後半、バブル最盛期の静岡。チートモ冴えない男、大学生・鈴木は、友人に誘われ気乗りしないままコンパに参加する。ところがそこで歯科助手のマユと運命的な出会いを果たす。恋愛にうとい鈴木だったが、マユと出会って変わっていく。自分磨きに凝りまくる鈴木だったが…。やがて就職した鈴木は東京本社に転勤。マユを置いて上京するが週末ごと
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中村錦之助主演映画「丹下左膳 飛燕居合斬り」を観る

1966年の東映時代劇。主演は中村錦之助、監督はフジテレビから呼んだ五社英雄。錦之助時代最後、五社英雄最初の東映作品になった。あらすじと感想ストーリーと内容は毎度おなじみ。何回リメイクしとんのだという話なのだが要は左膳が手に入れた「こけ猿の壷」を巡り柳生一派と公儀の隠密たちが奪い合いをするという話。チョビ安、お藤、与吉、萩乃など登場人物もまあ一緒。それまで左膳を演じ当たり役となった大友柳太朗が大岡
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マカロニウエスタン「怒りのガンマン 銀山の大虐殺」を観る

1969年のマカロニ・ウエスタン。主演はリー・ヴァン・クリーフ。あらすじ賞金3000ドルをかけられているお尋ね者のフィリップ。彼を巡り争奪戦を繰り広げる賞金稼ぎ一味とクールな保安官クレイトン(リー・ヴァン・クリーフ)。クレイトンの狙いは賞金ではなく町を牛耳るサクソン3兄弟の秘密。それをフィリップが握っているからだ。果たしてフィリップは無実なのか?そしてクレイトンの目的は達せられるのか?--という話
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マカロニウエスタン「ガンマン大連合」を観る

1970年製作のマカロニウエスタン。主演はマカロニ3大ヒーローの1人、フランコ・ネロ。マカロニけったいな役常連、トーマス・ミリアン。「フレンチ・コネクション」のボス役で有名、フェルナンド・レイ。スペイン内戦で反フランコ闘争に参加していたお方である。西部劇の名作「シェーン」で黒づくめの悪役を演じその後の悪役の原型を造り上げたジャック・バランス。随分太ったものだが今度も悪役。そこに次元の声が重なるのだ
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東映時代劇映画「水戸黄門」(1957年版)を観る

1957年公開の東映時代劇映画。あらすじ時は五代将軍綱吉の時代。助さん格さんとともに江戸入りしたご老公。いきなり畑を荒らしまわる野良犬(それにしてはきれいだ)を見て「犬公方」綱吉に諫める意思で犬の皮をはいだ贈り物をする。それを見て綱吉、怒るどころか納得してお触書を出すよう指示。そんなこんなでご老公、今度は高田藩のお家騒動を知りまたまた首を突っ込んで・・・という話。 感想月形龍之介の芸能生活38周年
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