懐かしのトヨタカップ第3回大会「ペニャロールVSアストン・ヴィラ」

1982年12月12日12時キックオフ。ウルグアイのペニャロールVSイングランドのアストン・ヴィラ。前回大会はスーパースター・ジーコの来日もありフラメンゴがリバプールをボコボコにしたわけだが、今回はわりかし地味。けれどペニャロールはリベルタドーレス杯準決勝でジーコのいたフラメンゴを降しているしアストン・ヴィラは当時のチャンピオンズカップ決勝でルンメニゲのいたバイエルンを破っている。 試合開始直後は
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松本清張映画「黒の奔流」を久々に観る

1972年の松竹映画。原作は松本清張の短編「種族同盟」。主演はギラギラしている山崎努、円熟期の岡田茉莉子、初々しい松坂慶子。あらすじ多摩川渓谷でなじみの客を突き落とし殺した容疑で逮捕された温泉宿の女中(岡田茉莉子)。彼女は自分の無実を主張するが断然不利な状況。貧乏な国選弁護人(山崎努)が弁護を担当。彼には圧倒的不利なこの裁判に勝利して、弁護士会会長の娘(松坂慶子)と結婚する野望があった。二転三転す
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伝説のヤクザ映画「唐獅子警察」を久々に観る

1974年の東映映画。監督は中島貞夫、主演は小林旭と渡瀬恒彦。あらすじと感想当時コミックで売れていた漫画が原作。しかし原作と映画は全然違う。あまりにも違うので問題になったらしい。ところがいい出来なんだ、これが。クラシックファンのやくざ幹部である小林旭とその弟役の渡瀬恒彦。この2人の話がメイン。弟が自分もヤクザになるというのを兄は止めるが弟も結局ヤクザに。性悪の父親を持った腹違いの兄弟は故郷からも後
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伝説のスペクタクル映画「新幹線大爆破」を久々に観る

1975年の東映映画。監督は佐藤純彌、主演は高倉健、宇津井健。公開時にはヒットしなかったが短縮版で公開した外国から人気が出て今では伝説の映画と化している作品。あらすじ新幹線ひかり109号博多行きが予定通り東京駅を出発した。しかし、国鉄公安本部に一本の匿名電話が。「ひかり109号に爆弾を仕掛けた。その爆弾は時速80キロを切ったら爆発する仕掛けになっている。爆発させたくなかったらひたすらそれ以上のスピ
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伝説の東映アクション映画「狂った野獣」を久々に観る

1976年の東映映画。監督は中島貞夫、主演は渡瀬恒彦。あらすじ京都駅行きのバスが突然2人組の男に乗っ取られた。この男たち(川谷拓三、片桐竜次)は銀行強盗に失敗してバスで逃亡しようとしたのだ。2人の手には拳銃と刃物。まさに「○○○○に刃物」状態。たまらんのは乗客たち。動物病院へ急ぐおばはん、やっと掴んだオーディションに向かう女優の卵、塾に行こうとした小学生、なんで乗ってんのか現場へ向かうチンドン屋…
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深作欣二38・東映映画「暴走パニック 大激突」を久々に観る

1976年公開の東映映画。監督は深作欣二、主演は渡瀬恒彦。ギャング映画+カーチェイスという感じのこの作品。ドカンドカンと観る人が観ればわかるポンコツ寸前の車を潰しまくる。あらすじと感想海外脱出を夢見て銀行強盗を続けるバーテンの山中(渡瀬恒彦)と混血の元モデル、ミチ(杉本美樹)。しかしある時、仲間の関(小林稔侍)が車にはねられて死亡。2人は関の兄貴(室田日出男)に仇と狙われ追跡される。もちろん金も絡
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伝説の東映映画「日本暗殺秘録」を久々に観る

1969年公開の東映映画。監督は中島貞夫。脚本は笠原和夫。あらすじと感想日本におけるテロをドキュメンタリータッチで描こうとしたまあ現代ではなかなか通りそうもない企画。こういう作品をできるところが東映の凄いところ。しかもオールスターで(笑)前半はテロのオムニバスのようなもので若山富三郎が斬りまくる桜田門外の変は出てくるわ菅原文太、高倉健もそれぞれ相手をぶっ殺し消えていく。血盟団のメンバーに扮する千葉
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深作欣二50・映画「蒲田行進曲」を久々に観る

1982年の松竹・角川映画。原作はつかこうへいの直木賞受賞作「蒲田行進曲」。監督は深作欣二、脚本は原作者自身。もともと舞台で話題を呼んだ作品。撮影所を舞台に無教養ではあるが役者として華のある銀ちゃん、ちっぽけな大部屋役者だが映画をこよなく愛しているヤス、この2人の間に揺れる女優、小夏。銀ちゃんを風間杜夫、ヤスを平田満、小夏を松坂慶子が演じている。クライマックスは階段落ちのシーンだがなんちゅうても全
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横溝正史シリーズⅡ「仮面舞踏会」を久々に観る

1978年に全4回で放送。あらすじと感想横溝正史本人が自選で第7位にあげている作品。それの最初の映像化なわけだが、ある意味原作よりもよくできている。過去4回の離婚歴を持つ女優を巡るスキャンダラスな展開が魅力の本作品。最初の夫はプールで死に2番目の夫は交通事故、3番目の夫は毒殺され4番目の夫は行方不明――。どこまでサゲマンやねんという話なのだが、それでも求婚する男がおるのね。犯人像とトリックは結構上
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伝説のB級アクション映画「ザ・ボス暗黒街の標的」を観る

1973年のイタリア映画。日本未公開だがかのタランティーノ監督のお気に入りとのこと。あらすじと感想イタリア・マフィアの世界を舞台に殺し屋VS組織の裏切り裏切られ最後はどうなる?って感じの話。黒沢明の「用心棒」をヒントに荒野の用心棒から始まるマカロニウエスタンを作り上げたイタリア映画が今度はコッポラの「ゴッドファーザー」に影響されイタリアマフィアはうちらが本場とばかりにマフィアアクションを作ったとい
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