名作・内田吐夢監督東映映画「飢餓海峡」を久々に観る

1965年の東映映画。監督は内田吐夢、原作は水上勉。出演は三国連太郎、高倉健、伴淳三郎、左幸子など。あらすじ1947年9月。青函連絡船遭難の日に犬養多吉(三国連太郎)は仲間2人と質屋一家を殺害し火を放った。そして函館から小舟で下北に逃げたのだ。刑事弓坂(伴淳三郎)は身元不明の水死体に疑問を持つ。しかし、結局事件は迷宮入り。それから10年が経った。舞鶴で犬養は樽見京一郎と名を変え、篤実な実業家として
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テレビ時代劇「大岡越前 第三部」を久々に観る

1972年~1973年にかけて放送されたテレビ時代劇。全31話。この第三部だけ越前の息子・忠宣が登場する珍しいシリーズ。レギュラー出演者は大岡越前→加藤剛  雪絵→宇津宮雅代榊原伊織→竹脇無我    千春→土田早苗村上源次郎→大坂志郎  辰三→高橋元太郎池田大助→原田大二郎大岡忠高→片岡千恵蔵   妙→加藤治子猿の三次→松山英太郎他に山口崇、天知茂、志村喬、中村竹弥、里見浩太朗など。あらすじと感想
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ロブ・ライナー監督・映画「最高の人生の見つけ方」を久々に観る

2007年のアメリカ映画。監督は「恋人たちの予感」ロブ・ライナー、主演はレイカーズ大好きジャック・ニコルソン、宇宙大好きモーガン・フリーマンの2人。この2人が余命6カ月を宣告されてしまい死ぬ前にやり残したことを実現するために2人で冒険に出る♥ウォーミングストーリー。あらすじカーター(モーガン・フリーマン)がまだ大学生だった頃、哲学の講義で「棺桶リスト」を作る課題が出されたことがあった。将来自分が死
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深作欣二46・角川映画「復活の日」を久々に観る

1980年の日本映画。原作・小松左京、製作・角川春樹、監督・深作欣二。出演は草刈正雄、オリビア・ハッセー、千葉真一、渡瀬恒彦、グレン・フォード、緒形拳、森田健作、多岐川裕美、永島敏行など。音楽はジャニス・イアンと豪華メンバーだった。あらすじと感想構想5年、製作期間3年、製作費24億5千万。2本立て興行が成り立たなくなり、大作1本に予算を使う傾向が顕著となっていたこの時期でも破格の製作費だった。最初
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熊井啓監督・映画「日本の黒い夏―冤罪―」を久々に観る

2000年の日本映画。監督・脚本は熊井啓。出演は中井貴一、寺尾聰、細川直美、この頃は清純派だった遠野凪子。いまから思えばドラマ「未成年」の感じが一番素だったのかも。いわゆる「松本サリン事件」をモチーフに映画化。監督の第1回作品「帝銀事件・死刑囚」を彷彿とさせる内容。そもそも熊井監督は幼い頃に被害を受けた河野家の近くに住んでいたそうだ。冤罪は予断を持った捜査、マスコミによる誘導というか疑惑の拡大、そ
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アガサ・クリスティ原作・映画「オリエント急行殺人事件」を久々に観る

1974年のアメリカ映画。自分と同じスウェーデン出身の役を演じたイングリッド・バーグマンがアカデミー賞助演女優賞を受賞。3度目のオスカーに輝いた。あらすじと感想原作は言わずと知れた女流推理作家アガサ・クリスティ。監督はこれまた巨匠シドニー・ルメット。名探偵ポワロを演じたのはアルバート・フィニー。オリエント急行に乗り合わせた乗客が豪華。映画出演久々のローレン・バコール(ボギーの元嫁はん)、バーグマン
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女性の時代を先取りした映画「ノーマ・レイ」を久々に観る

1979年のアメリカ映画。主演のサリー・フィールドはこの年カンヌ映画祭主演女優賞を受賞。あらすじアメリカ南部のある町にある紡績工場。ノーマ・レイ(サリー・フィールド)は女工として働いていた。子供2人を抱え旦那はいない。父と母は同じ職場に勤めている。ある日、ニューヨークから組合のないこの工場にワーショフスキーというオルグがやってきた。モーテルに住みこんだ彼は毎朝ビラをまき労働者に訴える。彼と親しくな
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アカデミー賞受賞作映画「黄昏」を久々に観る

1981年のアメリカ映画。ヘンリー・フォンダが最優秀主演男優賞、キャサリン・ヘップバーンが最優秀主演女優賞に輝いた。あらすじニューイングランド地方の片隅にある湖水“ゴールデン・ボンド”。引退した大学教授のノーマン(ヘンリー・フォンダ)とエセル(キャサリン・ヘップバーン)夫妻が休暇を過ごしにやってきた。一家の思い出がつまったコテージ。ノーマンは心臓が悪いうえに物忘れが激しくなっていた。エセルは死の話
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伝説のアクション映画「若い貴族たち 13階段のマキ」を観る

1975年の東映映画。志保美悦子主演、内藤誠監督。あらすじと感想出だしからアクション満開。線路に縛り付けられている女が二人。そこに駆けつけてくるマキ。胸には赤字で「13」。なんとまあセンスのない。志保美悦子の歌全開の中、不良グループをボコボコに。なんでかしらんがついでにチンピラ連中もボコボコに。この歌声がすごい。なんちゅうかジャイアン顔負けというか。藤純子の「緋牡丹博徒」がまともに聞こえるというか
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スポーツ映画の名作「タイタンズを忘れない」を久々に観る

2000年のアメリカ映画。1971年ヴァージニア州アレキサンドリアの高校アメフトチームが起こした実話に基づくスポーツ映画。「大人たちはそれを<奇跡>と呼んだ。僕たちはそれを<友情>と呼んだ」という映画のキャッチフレーズが印象的。あらすじ1971年、アレキサンドリア。国内で盛り上がる公民権運動の余波で保守的だったこの小さな町にも変化が訪れる。白人学校と黒人学校が統合されたのだ。当然アメフトチームも統
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