1990年土曜ワイド劇場枠にて放送。
原作は乱歩賞作家・斎藤栄の同名長編ミステリ。
タロット日美子シリーズですな。
主演は田中好子。名高達郎、池田裕子、竹井みどり、三ツ木清隆などが出演。
あらすじ
推理マニアのタロット占い愛好家・日美子(田中好子)。
日美子はある日、鎌倉署の警部である夫・二階堂(名高達郎)を残して、
タロット占い研究会の仲間とともに扉温泉へ親睦旅行に出かけた。
ツアーコンダクターを務める高校時代の同級生・夢子(池田裕子)の案内で、
旅行に参加したのは日美子と夢子のほか、主婦・佳代子(沢井桂子)、
未亡人・友子(桜むつ子)、ハイミス・亜樹子(竹井みどり)、
離婚したばかりの麻土香(斉藤林子)、若いOL・千春(川田陽子)の5名。
そこにカメラマン・相原とサラリーマン・瀬川(三ツ木清隆)が加わり、
和やかな雰囲気の中、ツアーが始まる・・・はずだった。
温泉に向かう中、亜樹子の名前にバツが書かれた紙が見つかり、
その通りに亜樹子は殺され、さらに翌朝、麻土香も殺される。
連続殺人の犯人はいったい誰なのか――という話。
感想
ザ・オーソドックス2時間サスペンス。
タロット日美子シリーズって沢口靖子さんのイメージが強いけど、
土曜ワイド劇場でもやってたのね。
重要人物になると思いきや、即効殺される竹井みどりさん。
『大鉄人17』の頃から大好きです。
斉藤林子さんは『京都妖怪地図』のインパクト大。
池田裕子さんってアナウンサーやってた人でしたっけ。
そしてキャンディーズのスーちゃん、田中好子さん。
この前年が演技賞を総なめにした映画『黒い雨』。
もう亡くなってから12年も経つのね。時の流れは早い。
作品自体が33年も前だもんね。
コンテンツは不滅というか、残るものを作りたいやね。