鬼貫シリーズ11「積木の塔」を久々に観る

2000年火曜サスペンス劇場枠にて放送。
大地康雄主演の鬼貫シリーズ第11弾。
原作は鮎川哲也の同名長編ミステリ。
ゲストは永島敏行、床嶋佳子、斎藤晴彦、大竹一重など。

あらすじ

ある日、中年のサラリーマンが毒殺される事件が発生。
糖尿病で飲食我慢ガウガウ生活の鬼貫さんは、
被害者と一緒にいた右手首にあざのある女性を追ううちに、
岐阜県警の石田刑事(斎藤晴彦)とマンションでゴッツンコ。

石田は部屋に住むホステス・鶴子(大竹一重)が
新平湯で殺された事件を調べに来た模様。
どうやら、毒殺事件に関係した女は鶴子と同一人物らしい。

恋多き女・鶴子にはたくさんの男がいた。
鬼貫たちは鶴子の客を訪ね歩くうちに、
大会社の専務をしている由比(永島敏行)に疑いを持ち始める。

妻・加奈子(床嶋佳子)と離婚寸前の由比には動機は十分あるが、
鉄壁のアリバイが立ちはだかる。

ところが、由比が遺書を残して自殺。
事件は意外な展開に――という話。


感想

原作はだいぶ昔に読んだ記憶があるんだけど。
・・・こんな話だったっけ?

まあ古いからねえ、結構。
時刻表とかは全然変わってるから使いにくいだろうが、
自殺する話ではなかったような気はする。

冒頭、家族だけウナギ食っててプンスカ鬼貫さん。
こういうとこがドラマの良さで、
家族設定かましてホームドラマ的要素を加えたのが続いた要因でしょうな。

とにかく原作は「お前はよ出て来いや」って感じが多いから(笑)
名探偵ってそういうもんですけどね。

ミスリードはよくありがちな感じだけど、
本作はとにかく由比夫婦のキャラにノレるかどうかでしょうな。
オラはイマイチぴんとこんけど。
なんなん、この人ら?みたいな。

やっぱり犯人側の魅力って大事ですな、サスペンスは。

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