1991年土曜ワイド劇場枠にて放送。
キンキン主演の旅行会社素人探偵シリーズ第7弾。
この頃は相棒が榊原郁恵から鳥越マリに代わっている。
奈美悦子、朝比奈順子、柏木由紀子などが出演。
あらすじ
家賃も払えず、四苦八苦のフレンド旅行社。
浅村(愛川欽也)と倫子(鳥越マリ)が途方に暮れていると、
ライバル会社のラブリー会社社長・とき子(中原早苗)が仕事を持ってくる。
倫子を東京に残して、独りで佐渡ツアーに同行する浅村。
大学サークルの同窓会旅行だが、
参加者の一人が場所に来なくて早速トラブル勃発。
着いたとたんに、この中に自分の母親がいるはずだと語る
謎の女性・ゆかり(金剛寺美樹)が現れ、人間関係はぐちゃぐちゃに。
そして、旅行に参加できなかったメンバーの弟、
根本健次郎(大場順)が代わりに参加させてくれと登場。
翌朝、ゆかりの母親が誰かを知っていることを匂わせていた
参加者・ヒロコ(岡田由紀子)が転落死。
警察は事故死と判断するが、同じく参加者・大浦(井上高志)が
ドタマかち割られて殺されたとあっては、連続殺人の疑いは濃厚。
倫子と合流した浅村は、事件の謎に挑む。
ゆかりの母親は初枝(奈美悦子)、裕子(朝比奈順子)、
千賀子(柏木由紀子)3人のうち、いったい誰なのか。
連続殺人の犯人は誰か、そして健次郎の正体は――という話。
感想
予想よりも面白い。
やっぱり見せ方って大事よね。
最後の方はドドドって行き過ぎて慌ただしいけど。
ミスリードが上手くハマっている。
キンキンが出てるシリーズって結構あったな。
十津川警部シリーズ、美女殺しシリーズ、そしてこれ。
十津川シリーズと本シリーズに
レギュラー出演してる井川晃一さんは実の息子。
今何やってんだろ。どっちかといえばオカン似かな。
鳥越マリさんはこういうポジションが抜群にハマるお方でしたな。
JAL沖縄だよね。健康美って感じで。今あまりいないタイプの人かも。
ゲストメンバーは時代劇と刑事ドラマに欠かせない方たちというか。
安心して観ていられるって、思ったより大事ですな、2時間サスペンスは。
もうそんな時代は二度と訪れんかもしれんけど。