1978年公開の日本映画。
三船プロ創立15周年記念で製作、配給は東宝。
原作は西村寿行の同名冒険小説。
主演は菅原文太。
北大路欣也、原田芳雄、酒井和歌子、竹下景子など錚々たる出演陣。
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あらすじ
娘・良子(松下実加)の7歳の誕生日祝いを楽しみにしていた
秋津(菅原文太)と妻・順子(酒井和歌子)。
ところが、良子が何者かに誘拐された。
どうやら近くで起きた殺人事件を目撃していた模様。
警察の捜査は進まず、順子は精神病院送りになってしまう。
秋津は会社を退職し、愛犬・鉄とともに良子を捜す旅に出る。
唯一の手がかりは良子が持つ犬笛の音だけ。
良子が吹けば、鉄が必ず反応する。
また、秋津が吹けば特殊な聴力を持つ良子が反応する。
誘拐事件の裏には、巨大国際商社の陰謀があった――という話。
感想
三船プロ創立15周年記念だけあって、出演陣が豪華絢爛。
それぞれ存在感があっていいんだけど、
なんちゅうかダイジェスト的な感じもする。
キャラが生ききってないというか、セリフがグッと来ないというか。
『君よ憤怒の河を渉れ』と比べると、どうだろ。
あっちの方がスッキリしますわな。
原作より映画の方がよりスッキリ。最後の方、だいぶ違ったからね。
本作の場合、他の映像化作品と比べてみたい。