1988年火曜サスペンス劇場枠にて放送。
女弁護士・高林鮎子シリーズ第3弾。
原作は津村秀介『新横浜発12時9分の死者』。
ゲストは前田美波里、武田久美子、長谷川哲夫、勝部演之など。
あらすじ
資産家が病死し、20億の遺産争いが勃発。
草鹿(丹波哲郎)の指示で鮎子(真野あずさ)は
長女・菊田佳奈子(前田美波里)の相談に乗ることに。
佳奈子はロサンゼルスで日本食レストランを経営する実業家。
アンタは父から勘当されたやんけ~と弟・妹から疎まれるわ、
最初の夫との間にできた娘・リサ(武田久美子)の親権争いはあるわで大変。
佳奈子に遺産をびた一文渡したくない構えの弟・妹に四苦八苦する鮎子。
ところが、佳奈子が突然の失踪。
調べるうちに最初の夫・北川(木村元)に容疑がかかるが、
鮎子は佳奈子の3番目の夫・藤夫(長谷川哲夫)の犯行を疑う。
しかし、藤夫には鉄壁のアリバイが――という話。
感想
毎度おなじみ時刻表トリック。
一生懸命考えるのは、橋爪功さんの担当。
ま、本命は地図の向きだけれど(笑)
裏の動機の部分はアリっちゃアリだけどねえ。
ちょっと消化不良というか、それで逮捕までできるんかいな。
ま、シリーズもまだまだ手探りだったということかもね。