2002年土曜ワイド劇場にて放送。
いわゆる「狩矢親子シリーズ」の第3弾にあたる。
原作は山村美紗の同名ミステリ。
主演は藤谷美紀。父親・狩矢警部が田村亮。母親は中野良子。
ゲストは佐戸井けん太、渡辺典子、西尾まり、根岸季衣、島木譲二など。
あらすじ
高校の同級生・翔子(西尾まり)と再会し、
翔子の夫・多田を交えて京都の町を楽しんでいた和美(藤谷美紀)。
ところが翌朝、翔子から電話が。
呼び出された寺に行ってみると、
多田と見知らぬ女性が心中しているのを発見。
周囲には紅葉が色鮮やかに二つの死体を彩っていた。
警察は失踪した証拠を疑う一方、
被害者の女性・雪子(渡辺典子)の夫で
印刷会社を経営する須本(佐戸井けん太)に目を付ける。
しかし、須本には鉄壁のアリバイが。
そして、翔子が遺書を残して自殺した。
和美は事件を追ううちに、多田の同僚・夏目(原田龍二)と知り合って――という話。
感想
後に和美の恋人となる夏目が初登場する回。
まあ、話的には特にどうということはない。
そりゃそうでしょうねえ、みたいな(笑)
味もしゃしゃらもありませんでって感じ。
藤谷美紀、同級生なんだよねえ。
アイドルとして花咲くことはなかったが、
2時間サスペンスを中心に息長く活躍しましたな。
なかでも代表作はこのシリーズなわけだけど、意外に続いたというか。
それがよかったのか、悪かったのかはよくわからんけど。
この作品でも、20年前になんのね。
2時間サスペンスが完全にといってもいいぐらい姿を消した今、
こういう路線で花開くってのは、今後は見られんのかもねえ。
終盤の連行シーンで福本清三さん登場。セリフないけど。
島木さん、明石焼やってるけど、そこはたこ焼きがよかったなあ、やっぱり。