河合奈保子主演ドラマ「死を運ぶ新特急『谷川7号』」を久々に観る

1988年火曜スーパーワイド枠にて放送。
いわゆる「美人OL探偵と窓際刑事」シリーズ第1弾。
原作は西村京太郎「死を運ぶ特急『谷川5号』」。
主演は河合奈保子&近藤正臣。
3作続いた後、松本伊代にチェンジすることになる。
他には並木史朗、蜷川有紀、山村紅葉、西田健、神山繫などが出演。

あらすじ

沼田中央署の窓際刑事・矢木耕介(近藤正臣)は、
東京のデザイン事務所で働く娘・明日美(河合奈保子)のことが気がかり。

明日美からの手紙で好きな男と書かれていた
新進デザイナー・前田(並木史朗)を尾けたところ、これがひどい女たらし。

前田の事務所で働く明日美を守ろうと事務所に乗り込み、
問答無用で前田に右ストレート一発。

ところが、明日美が言うには手紙の内容は真っ赤な嘘で、
耕介に早く再婚してもらいたい明日美の気遣いだった。

そんな親思いの明日美を、妻の墓参りに誘う耕介。
明日美はその車内で、売れっ子デザイナー・林一子(田島令子)を見かける。
しばらくして、一子が車内で死体となって見つかり、
現場に落ちていたライターから前田が容疑者として浮上する――という展開。


感想

ザ・ライトミステリーというか。
はたまた、月曜ドラマランド2時間サスペンス版というか。
局は違えど、そういう印象ですかな。
まあ、ライトなのは意識的にそういう風に作ってますからな。

トラベルミステリーなわけだが、時刻表トリックではない。
まあ、時間差トリックというか。トリック?かな、そもそも。

ミステリーとしてはどうかと思うけど、雰囲気は好きですな。
河合奈保子&近藤正臣の親子が魅力的。
「耕介さん」と父親を呼ぶ河合奈保子さんは、
「春輔くん」と呼ぶかぼちゃワインみたいなもんだ。
あんなにポチャってはおらんが。

冗長になり過ぎない感じに締めてくれるコンド―さんの存在感、
列車の風景と毎度おなじみ露天風呂など、それなりに楽しめる。

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