1996年火曜サスペンス劇場枠で放送。
いかりや長介主演の取調室シリーズ第5弾。
原作は笹沢左保『帰郷』。
ゲストは隆大介、高松英郎、鶴田さやか、小島三児など。
あらすじ
佐賀県と長崎県の県境で女性の死体が発見された。
現場の状況から、長崎側で刺された被害者が佐賀側まで移動したものと判明。
被害者は水産加工会社「福富」の東日本支配人の妻・美佐子(鶴田さやか)。
捜査の結果、美佐子の夫・佳夫(隆大介)が疑われる。
水木警部補(いかりや長介)が取り調べたところ、佳夫はあっさり犯行を自供。
ホッとする捜査本部だが、「福富」経営者の金次郎(高松英郎)が
美佐子の遺骨引き取りを拒否したことを聞いた佳夫は態度を一転。
犯行を否認し始めた佳夫の狙いは何か。
水木警部補の推理は――という話。
感想
鶴田さやかさんは鶴田浩二さんの娘さんですな。
前は違う芸名だったような。「警視庁殺人課」の時とか。
あれは親子共演してはりましたな。
隆大介さん=影武者のイメージが強いけど。
去年亡くなられてんだな。ご冥福をお祈りいたします。
沢井桂子さんは東宝の青春スターでしたっけ。
妹の澤井孝子さんも女優ですな。
なんやかんやで金次郎が結構キー。
どうなんやろ、総じてこのシリーズに言えるけど、
もともと取調室シリーズとして書かれた原作とそうでないものがある。
どっちがどうとは一概に言えないけど、
やっぱり取調室シリーズとして書かれた原作の映像化の方がええかな。
無理がないというかね。他は設定持ってきてたりだから何となく。