1989年本国放送の名探偵ポワロシリーズ第4弾。
原作は「二十四羽の黒つぐみ」。
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あらすじ
クリケットのラジオ中継に夢中のヘイスティングスをよそに、
友人の歯科医・ボニントンとの会食に向かったポワロ。
楽しく食事をしている時に、
常連の客・ヘンリーがいつもと違う曜日に来て
いつもと違う料理を注文していることをウェイトレスから聞く。
後日、ボニントンの診療を受けたポワロは
この前店で見かけたヘンリーがその夜階段から転落死したことを知る。
ポワロはヘイスティングスとともに
画家だったヘンリーのアトリエを訪れ、
モデルのダルシーや画商メイキンソンなどの話を聞いた。
そしてヘンリーには仲違いしている双子の兄弟・アンソニーがいることを掴むのだが、
アンソニーは衰弱死したことを甥の劇場支配人・ジョージから聞いたポワロは――という話。
感想
依頼されてもないのに首を突っ込んでいくポワロ、
ウサギの煮込みをポワロに食わされるヘイスティングス、
モデルのダルシーの吹替が二代目峰不二子の増山さんなど
割と見どころのある作品。
ま、正直犯人はすぐわかるのだが。
ていうか、みんな亡くなって容疑者がいなさすぎる。
ポワロもそう呟いているぐらいだ。
現代の科捜研ならすぐに解決してしまいそうだが、
なんちゅうても時代が時代だからそういうわけにはいかない。
注文する料理のメニュー違いから興味を持っていくって
アイデアがいいなあと思う。