1982年公開の日活ロマンポルノ。
監督は翌年の『家族ゲーム』などで時代を席巻する森田芳光。
主演は岡本かおり。宮脇康之、太田あや子、三崎奈美、金田明夫などが出演。
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あらすじ
浦安にある場末のストリップ劇場。
そこに出演している踊り子・グロリア(岡本かおり)に
一目ぼれした青年・洋一(宮脇康之)は劇場に通い詰める。
ところが、手紙書いても花束届けても本人に行き渡ることは無い。
流れ流れて再び帰って来たグロリアが
お金欲しさにまな板ショーに出ているのを見て洋一は――という話。
感想
なんちゅうか画がキレイ。
たぶん結構カットしてあんだろうなあ、
話が繋がらんというか、あれ?というか。
なもんで、二人のキャラはイマイチわからん。
せいぜいケンちゃんはとうとう洗濯屋になったのか、てなもんだ。
H・CとUCCの自動販売機がひたすら懐かしい。
コロッケ買いに行くとか生活感が出てますな。
あの頃はみんなコロッケでミンチカツなんて高級だったのだ。
ましてやトンカツなんてねえ。カツ丼も高級でしたで。
玉子丼・親子丼・他人丼・カツ丼の順で
まあせいぜい食っても他人丼までしか食ったことなかったなあ。
メシなんて500円超えたら高級ってイメージだったからな。
別にうちが特に貧乏だったわけではなく、みんなそんなもんだったのだ。
それに比べりゃ今は何でも手に入って贅沢よね。
ストリップ劇場って昔はたくさんあったけど、今はどうなんだろ。
東洋ショーに近い生活空間で生きてたから、
お姉ちゃんに道聞かれて教えてあげた記憶があるな。
ま、そんな感じで昭和ノスタルジーに浸りたい方は観てもええんでないかと。