松本清張ドラマ「殺人行おくのほそ道」を久々に観る

1983年土曜ワイド劇場にて放送。
当時としては珍しい3時間スペシャルドラマだった。
主演は竹下景子。八千草薫、鹿賀丈史、西村晃、ハナ肇など豪華出演陣。

あらすじ

アメリカに留学中の麻佐子(竹下景子)は
日本文化大好きの日系三世・五郎(鹿賀丈史)を連れて久しぶりに帰国。

大学の講師をしている父・信雄(菅原謙次)と
銀座でブティックを経営している母・隆子(八千草薫)と楽しいひと時を過ごす。

ところが、二人で芭蕉の奥の細道を回ると言った際、隆子に変化が。
東北を回っている時、信雄と話していた不動産屋(梅津栄)に
呼び出された麻佐子は待ち合わせ場所に向かうが、彼は殺されていた。

その後も麻佐子の周囲で奇怪な出来事が巻き起こり、親子の運命は――という話。


感想

東北の雪景色が美しい。
話も重厚で面白いことは面白いのだが、なんか間延びしている感じ。

主人公側にもひとつ魅力を感じないというか。
お嬢様とパッとしない副主人公なんでね。

長い割には終わってみるとなんだかなあと。
特に残るものがないんですな。
別に奥の細道じゃなくてもいいんじゃねえかという気もするし。

原作は実の親子ではないので、そこを変更してるのはいいとして。
親子の話で行くなら、もうちょっとやりようがあるのかなと。

2007年にもテレビドラマ化。
主演は菊川怜。どんな感じかそのうち見比べてみたい。

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