2014年金曜プレステージ枠にて放送。
原作は高木彬光の同名短編ミステリ。
主演は片岡愛之助。水野真紀、里見浩太朗、宇梶剛士、藤井隆などが出演。
あらすじ
大学で心理学を教える教授・神津恭介(片岡愛之助)。
探偵でもある神津にある日、推理作家の松下研三(藤井隆)から事件が持ち込まれた。
財界の重鎮である森島興業社長が、
箱根にある邸宅で謎の黒づくめの女に殺害されたというのだ。
現場は密室、3億円のダイヤは持ち去られて行方不明。
さらに第二、第三の事件が起こる中、神津恭介の推理は――という話。
感想
近藤正臣⇒村上弘明⇒片岡愛之助と続いたテレビ版神津恭介。
同じ原作の話は近藤正臣版の第2弾でもドラマ化されている。
出だしの密室の話以外は全然違う感じだが、
どちらもそれぞれ趣はあっていいのでは。
ま、ツッコミどころも双方あるっちゃあるけれど。
岩崎ひろみ、大路恵美、小松みゆきと渋いキャスティングも悪くない。
2時間サスペンス全盛期ならもう少し続いたかもしれんけど。
近藤正臣版に比べりゃ研三は目立たず、
妹もいないので水野真紀の保険調査員が目立つ。
そして義父の里見浩太朗とジムでトレーニングしながら会話。
これはこれでなかなか悪くないような。
トレーニングするアクティブ神津恭介。
違いを見比べてみるのも一興ですな。