1985年土曜ワイド劇場にて放送。
神津恭介の殺人推理シリーズ第2弾。
ゲストは金沢碧、MIE、比企理恵、村井国夫、滝田裕介、ひし美ゆり子など。
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あらすじ
三人で歩いていたが研三(大和砂漠)と
本作からしばらく登場の飯干恵子演じる妹・信子の
デートを邪魔しちゃいかんと一人離れていく神津恭介(近藤正臣)。
気が利くじゃねーか。前回より顔色良くなったからか。
研三と信子は宝石店へ。お馬ちゃんで当たったからペンダントをプレゼント。
俺は今日の日本ダービーでボロ負けしたというのに。
それはさておき、そこで裏社会の大物・森島(滝田裕介)とバッタリ。
前からお話をお聞かせいただけないかお願いしてるんですけど~と研三。
すると「今夜九時、自宅の方で」と意外なお答えが。
行ってみると妻・世津子(金沢碧)がお客が来てるんでしばらく待ってねと。
世津子は森島の後妻で、先妻の娘・有子(比企理恵)とはめっちゃ仲が悪い。
その頃、森島は宝石店の雇われ店長・久原(袋正)、香港の宝石商・清村マキ(MIE)、
腹心の浜田(村井国夫)と4人で時価2億円の宝石の商談中。
途中、席を外してくれというので森島とマキの二人になった。
ところが、社長のうめき声がするのでカギ貸してと浜田が世津子のところに。
浜田がカギを開け部屋に入ると森島が死んでいて、
2億円の宝石とマキは姿を消していた。
またまた密室殺人が起こる中、神津恭介の推理は――という話。
感想
第1弾が二役だったから普通はそれを避けそうなもんだが、
そんなことはまったくおかまいなし。
それが土曜ワイド劇場だ(笑)
いろいろツッコミどころはあるっちゃある。
まず何で事件の再現シーンをやらにゃいかんのか。
そしてご丁寧に何で注射まで刺さにゃならんのか。
やらせた側の責任じゃねーか、あれ。
責められる有子が可哀そうだろ。
そんなこと言い出したらドラマは成立せんのだが。
あとダイヤの件はナンボナンでも無理があるような。
あんな見えるとこに落ちてて現場検証で見つからないわけねーだろ。
ま、灯台もと暗しって言うから無いとは言えんにしても。
それ以前に飲み込むっておいおいという気がする。
メンツ的には非常にいいけどね。
原田大二郎、大和田獏の兄弟って他のどのコンビよりもピンとくる。
我々世代には大映ドラマのイメージが強い比企理恵さん。
去年朗読劇を拝見したけど変わらずお綺麗でした。
医者で成瀬正さんがちょっとだけ出てるのは
凄いブラックジョークを感じるのは自分だけだろうか。
どっちかといえばメス握って立て籠もる方を連想してしまう。
アンヌ隊員・ひし美ゆり子さんもご登場。
もうちょい見せ場がありゃよかったですな。
そしてケイちゃん派だがやっぱりミーちゃんもキレイだ。