1987年5月に土曜ワイド劇場枠で放送。
原作は山村美紗の同名長編ミステリ。
伊東ゆかり、田村亮、斉藤慶子、山城新伍、蜷川由紀などが出演。
あらすじ
人気女優の沖田かおる(伊東ゆかり)。
夫は自分を女優として成長させてくれた監督の藤田(田村亮)。
小指の思い出があったかどうかは定かでない二人だが、
現在の関係は冷え冷えとしておりどうしようもない状態。
おまけにかおるは金持ち万田社長(有川博)がいるし、
藤田にも中堅女優の鮎子(蜷川由紀)がいる。
そんな時、京都で仕事が入ったかおるが藤田に離婚旅行を提案。
二人の思い出の地を訪れてきれいさっぱり別れましょって話だ。
かおるの付き人・亜美の親友、
リカ(斉藤慶子)とさおり(山村紅葉)がロケの見学にやってきた。
二人は木陰から撮影風景を見ていた俳優・北上(石田信之)を目撃。
北上もかおるとの関係が噂されていた。
撮影後、ホテルに帰ったかおるの前に現れる北上。
そこに藤田もやってきた。
付き人の亜美は居場所がなくて
ファンからもらったバラの花束を生けようとした時、誤って指を傷つける。
すると亜美の体に異変が。バラの棘に毒が仕込まれていたのだ。
京都府警の狩谷警部(山城新伍)が捜査を担当する中、
亜美の死に疑問を感じたリカは、かおるが京都にいる間の付き人を引き受ける。
しかし、亜美の死は連続殺人の序章にしか過ぎなかった――という話。
感想
こんだけ死ねば犯人は誰かわかるだろって感じ(笑)
トリックはまあどうかと思わんこともないけど、場面場面は結構悪くない。
店のシーンでハウンド・ドックが流れるのが懐かしい。
たぶん「ROCKS」。もう一曲は「ロングウェイ・ホーム」だったかなあ。
そんな感じのタイトルだと思うんだけど。
ミラーマン石田さんは変身することなく殺される。かわいそう。
後にTX系でもテレビドラマ化されている。当然紅葉は両方出てる(笑)
そちらはどんな感じなんだろうね。機会があれば見比べてみたい。