懐かしの土曜ワイド劇場「幻の結婚式」を久々に観る

1985年1月26日に土曜ワイド劇場で放送。
原作は乱歩賞作家・小林久三。もともと松竹のプロデューサーだったっけ。
なので「暗黒告知」で乱歩賞受賞する前はドラマの脚本も書いていた。
主人公は大場久美子&三ツ木清隆。篠ひろ子、横内正、沖雅也などが出演。

あらすじ

恋人・京子(大場久美子)との結婚を母親に反対される光夫(三ツ木清隆)。
光夫の兄が二人とも結婚式直前に謎の自殺を遂げていたからだ。

女手一つで息子三人を育ててきて、残る一人の光夫まで失ってはたまらないと
言われれば光夫もそれ以上は強く言うことはできなかった。

一方、母親を説得しに田舎に帰った京子は、
光夫の兄が二人も自殺を遂げていることについて
兄弟は性格が似るというしと同じような逆なような理由で反対される。

こちらも父親をすぐに失くし女手一つで育ててきた母の想いは強い。
違うのは反対なら家を出ると言った京子とそうでない光夫。

喫茶店でケンカ別れする二人だが、光夫が忘れ物を届けてプロポーズ。
これでめでたしめでたし…とはならず叔父(横内正)にも反対され、
さらに「悪霊が祟ってるから結婚はやめろ」と謎の女から嫌がらせ電話が。

光夫は電話ボックスにいた女を追いかけるが、女はすでに消えていた。
京子は自殺した長男の婚約者(黒田福美)、次男の婚約者(篠ひろ子)に会いに行く。

そして結婚式前夜。何も起こらず無事と思いきや光夫に電話がかかってきた。
用事ができたと話す光夫が心配になった京子は黙って後をつける。
そして再び悲劇が起ころうとした時、京子は――という話。


感想

ザ・2時間サスペンスという感じの作品。
こういう引っ張り方はなんやかんやで面白い。

もっと初期の土曜ワイド劇場って記憶だったんだけど思ったより新しかった。
それでも今から36年前の作品だが。

後半1時間は二代目コメットさん大場久美子が大活躍。
とにもかくにも復讐した犯人は自らの手で決着をつける。

まあこういう時、一番親切な人間を疑えというのが鉄則というもの。
しかし篠ひろ子が幸せになったドラマを見た記憶がないなあ。

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