1985年11月30日土曜ワイド劇場で放送。
監督は神代辰巳、主演は田村正和。これだけで耽美的世界(笑)
江波杏子、清水紘治、真行寺君枝、小野武彦などが出演。
あらすじ
天才心臓外科医・坂上(田村正和)の妻・由子が大学時代の友人と心中。
由子の妹・律子(真行寺君枝)と坂上は遺体確認のために高山へ。
坊さんでもなければスリーアミーゴスでもない小野武彦に話を聞く。
そこで出会ったのが心中相手の妻・麻美(江波杏子)。
ついでに麻美の友人・滝田(清水紘治)もついてくる。
なぜだか通夜の夜に抱かれに来た麻美を坂上は拒まない。
まあ拒んだらドラマはそこで終わる。
秘かに義兄を慕う律子は気が気でない。
次に再会した時、麻美はお金持ち(神田隆)の妻になっていた。
そしてまた事件が勃発するのだが――という話。
感想
原作無しのオリジナルで炸裂する神代辰巳ワールド。
話は何回観てもイマイチよくわからんが、
マサカズはんのかっこよさと真行寺君枝の綺麗さは相変わらず。
真行寺さんはもっと活躍してもよかったと思うんだけど。
要はマサカズはんと江波杏子の関係が軸になってくのだが、
これがわかるようなわからんようなもどかしい感じが何とも言えない。
分量的に2時間サスペンスである必要がないというかな。
たぶん1時間ドラマで濃密に描いた方が上手いこと行くような。
ものづくりは難しい。