畑中葉子主演映画「愛の白昼夢」を観る

1980年公開のにっかつロマンポルノ。
清純派歌手だった畑中葉子のデビュー作として話題を博した。
共演は風祭ゆき、三崎奈美、小笠原弘など。

あらすじ

青い海の真ん中でどんちゃん騒ぎしている
小金持ち丸出しのオヤジと若者たち。

おとっつあんは昼間から若い女と乳繰り合い、
他の連中は裸で海に飛び込み旨い料理を食いまくる。

そんな騒ぎとは無縁かのように
一人黙々と油絵描いているヨーコしゃん。

役名もヨーコで洋子か葉子かはイマイチよくわからん。
ま、どっちにしろヨーコなことは確かだ。
それが一番間違わんでいいわいな。

おとっつあんと二人で避暑地の別荘で自由気ままな生活。
自分で稼いだ金というわけではないが生活には全く困らない。

ところがそこにおとっつあんの再婚相手・風祭ゆき登場。
二人の楽しいプラトニックラブ生活を犯されたヨーコしゃんは――という話。


感想

ま、なんちゅうかひと夏の青春もの×女性同士のバチバチみたいな。
ひたすら耐える風祭ゆきさんが美しい。
ああいうバタ臭い顔の人は現在少なくなりましたな。

しかしまあ、今でこそ元AKBがAVやろうが何しようがどってことないが
当時「カナダからの手紙」が大ヒットし紅白に出場、
電撃結婚したかと思えばすぐ離婚、そしてロマンポルノと
ジェットコースターどころかロケット並みの上下運動を繰り返した
ヨーコしゃんのデビューはそりゃ鮮烈だっただろうことは想像に難くない。

このあと「後から前から」がすぐ作られるけど
歌自体はこの映画の時からあったのね。

しかし、この家庭に絶対幸せはやってこんだろうなと見てて思う(笑)
ヨーコって名前は「非行少女ヨーコ」って映画が確かあったように
ひたすら屈折している姿が似合うのだろうかね。
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」もそうだけど。

自分の知ってるヨーコって名前の人は純朴な人が多かった気がするが。
まあどうでもいいんだけど。

なんやかんや言うてヨーコしゃんはまだ現役やから凄いやね。
娘さんもデビューしてたな、確か。後前杏奈って凄い芸名だね(笑)

一世風靡したお方の裸が見れる貴重な作品。

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