懐かしの土曜ワイド劇場「瀬戸内海婚約旅行殺人事件」を観る

1986年土曜ワイド劇場にて放送。
いわゆる婚約旅行シリーズ第2弾。
主人公・瓜生は林隆三さんから小野寺昭さんに交代。
ヒロイン・三ツ江真由子は、そのまま石川ひとみさん。
ゲストは萩尾みどり、伊藤孝雄、長谷川弘、三谷昇、荒木道子など。

あらすじ

婚約旅行を兼ねて、淡路島に取材に出向いた瓜生&真由子。
ところが、運転する車の前に、雛子(玉岡加奈子)という女性が飛び出してきた。
どうやら、自殺するつもりだったらしい。

瓜生&真由子は、雛子を無事家に送り届けてみると、そこは立派な屋敷。
雛子は莫大な財産を持つ道明寺家の一人娘だったのだ。

そこに美しい後妻・果歩(萩尾みどり)の姿を見た瓜生は、
むくれる真由子を尻目に、屋敷に上がることに。

すると、目につく貴重な人形のオンパレード。
そこに現れた雛子の祖母・桃代(荒木道子)が、
めちゃくちゃホラーチックなことを話し出す。

「雛子は人形に襲われ、妊娠した」
そこにおちゃらけムードは一切ない。
しかし、そんなこと言われても瓜生&真由子は信じるわけがない。

やがて、道明寺家を舞台に連続殺人が巻き起こって――という話。


感想

まあ、こんだけ死にゃ犯人は嫌でもわかるわいな。
お得意の長々回想シーンもこの頃にはあったのね。

なんつーか、全体的にシャープさに欠けるというか、
はたまた、瓜生&真由子がバカに見えてしまうというか。
特に真由子ね。

なもんで、緊迫感があまりない。
しいてあるといえば、無表情の桃代ぐらいのもんである。

まあでも、周辺の風景はふんだんに取り入れられているので、
そのあたりは見てみる価値あるかもねえ。

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