懐かしの火曜サスペンス劇場「ママに殺意を」を観る

1981年11月17日火曜サスペンス劇場で放送。
原作は赤川次郎「孤独な週末」。主演は市毛良枝。
坂上忍、柳生博、高田敏江などが出演。

あらすじ

蓼科の別荘地に新婚旅行にやってきた三人。
エリートサラリーマンの柳生博、後妻の市毛良枝、
先妻の息子の坂上忍。いかにもなメンバー。

仕事しかできず空気の読めない旦那は、急な仕事でUターン。
先妻の息子は父との生活を奪われたとあの手この手で嫌がらせ。

そんな二人のもとに脱走した凶悪犯がやってきた――という話。


感想

まあ落としどころがわかりやすい話。
要は先妻の息子が後妻をママと呼びゃそれでいいのだ(笑)

機械得意な息子がいろいろ仕掛けをするわけだが、
それが逆効果になる部分もあるのはお約束。
否応なしにサスペンスを盛り上げちゃってくれる。

いつになったら脱獄犯出てくんねん的展開が意外。
これでもかというぐらい引っ張ってくれる。

前の嫁はんの肖像画がどう見ても沢田亜矢子な感じ。
原作の「孤独な週末」は1985年にもフジでドラマ化。
こちらは岸本加世子、嵩原真一、岡田裕介、泉谷しげるなど。

子役の人は誰かよくわからんなあ。
脱獄犯が泉谷しげるだってことは容易に想像がつくけど(笑)

機会があればもう一つの作品と原作とを比べてみたい。
今映像化するんだったらラストは大きく変わるだろうねえ。
「ママ」と呼ばれるぐらいじゃオチはつかんでしょ。
呼ばれても家を出て行くぐらいの感じにならんとね。

もしくはママと呼ばれるつもりがさらさらなかった
後妻に心境の変化があるとか、そういうとこじゃないかな。

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