1977年公開の日活ロマンポルノ。
監督は小沼勝、主演はこれがデビュー作の小川亜佐美。
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あらすじ
丸の内でタイピストとして働く鈴村亜佐美(小川亜佐美)。
男性社員から注目の女子社員だが、本人は課長といい仲に。
そんな亜佐美も家に帰れば仲のおとっつあんと二人暮らし。
このおとっつあん、娘が気がかりで仕方ないので見合い話を持ってくる。
ところが相手がどうしようもなくつまらない男。
こんな見合いは潰れるだろうと思っていたら、
亜佐美の同僚で家に連れてきた三十路OL(中島葵)と
おとっつあんが老いらくの恋で結婚するトンデモ話に。
亜佐美はひょんなことから知り合ったヒヨコを売る男と寝るのだが――という話。
感想
ラストの方でひたすら流れるカルメンマキ&OZ「私は風」がインパクト大。
上手いことハマってる。ていうかそれしかない(笑)
あとはといえばヒヨコがたくさんいる安アパートで寝ることぐらい。
まあでもやっぱり映画だなあという気はする。一種の青春映画。
この家族絶対不幸になるやろなあという予感しかしないのだが。
裸とかストーリーとかは他にいくらでもいいものはあるけど、
「私は風」が流れているラスト約10分近くのカット割りとか
そういうところは好みだし観る価値はあると思う。