1977年公開のアメリカ映画。
内容を知ったNASAが制作中止の圧力をかけたことでも知られる。
主演はエリオット・グールド、ジェームズ・ブローリン。
ちょっとしか出て来んテリー・サバラスが最高である。
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あらすじ
人類初の火星探索に向けてロケット「カプリコン・1」が発射されることに。
搭乗するのはリーダーのブルーベーカー(ジェームズ・ブローリン)ら3名。
しかし、発射直前になって3人は下ろされることに。
実はロケットには重大な欠陥があったのだ。
プロジェクトの失敗を隠蔽したいNASA当局は、
なんとスタジオを火星に見立てて映像を撮影するという。
行ってもいない火星の映像が全国にテレビ中継される。
そして、地球に戻る際にロケットはトラブルで爆発、三人の宇宙飛行士は死んだことに。
だが、疑問を持った新聞記者・コールフィールド(エリオット・グールド)は
調査を開始するがさまざまな危険に直面する。
そして、3人の飛行士は口封じのために次々と消されていく。
果たして驚愕の真実は白日の下にさらされるのか?――という話。
感想
最初に観た時はそれほど期待してなかったんだよねえ。
SFってあまり好きではないので、そのたぐいかと思ってたんだな。
ところが観てみりゃポリティカル・サスペンスというか
「おもろすぎる」と思いながらグイグイ引き込まれていった。
その印象は再び観ても変わることはない。
ヘリのシーンやカーチェイスも素晴らしい。
空中戦の最中に報酬アップを要求するテリーサバラス(笑)
アクションの中にもユーモアは大事ですな。
こういう人の存在がいるのといないのとでだいぶ違うからねえ。
元祖モジャ男?のエリオット・グールドは相変わらず。
新聞記者なのだがどうしても「ロング・グッドバイ」を思い出す。
日本でもこういうの作れんかねえ。