片平なぎさ主演時代劇「雪姫隠密道中記」を久々に観る

1980年4月から半年TBS系列で放送されたテレビ時代劇ドラマ。
土曜22時ということは「Gメン75」の次の時間帯だったのね。
主演は初の時代劇だった片平なぎさ。まだ「なぎなぎ」とは呼ばれていない。
お供は和田浩治。森マリア、小松政夫、中村敦夫、あおい輝彦となかなかのメンバー。
結構、この作品の片平なぎさファンというのは多い。

あらすじ

時は3代将軍家光(長谷川哲夫)の時代。
老中・土井大炊頭(安部徹)の策略で肥後熊本藩はお取りつぶしになることに。
当主・加藤忠広(佐竹明夫)は無実の罪で流罪となる。

忠広の娘・雪姫(片平なぎさ)は父の無実を証明すべく
源八郎(和田浩治)とともに江戸へ向かう。

だが、雪姫の行く手には土井が放った刺客・檜垣鉄心(内田勝正)の魔の手が。
一方、土井の企みに疑念を持つ勢力も動き始め、
天下の大泥棒・小鈴の佐平次(中村敦夫)も巻き込んで雪姫の旅は続く――てな話。


感想

あちこち片づけていたら昔録画したDVDが出てきた。
何でも置いておくもんやねえ。整理しとけよという話なのだが(笑)

それはさておき、土曜夜10時ドラマとは思えない爽やかさ。
それもそのはず、作ってんのは水戸黄門スタッフだもの。
そりゃまあ、そうなりますわな。リアルに血は吹き出しませんわ。

片平なぎさ先生は抜群にキレイ。
大空港」はこの前なのかな、たぶん。
だから降板したのかもしれんねえ。よくあることだ。

堅物人間を演じるのは和田浩治。似合うと言えば似合う。
森マリア&小松政夫の行くところハズレはない。安心・安定の飛行ぶり。

主題歌を歌うあおい輝彦。後の助さん感がこの頃からある。
タイトルが「いつも君のそばに」。雪姫に言うとんかい(笑)
なんかあの曲流れるとイラッとすんのよねえ、特に理由はないけど。

中村敦夫さんはさすがというか。
やっぱりおるだけでちょっと雰囲気が変わりますな。
爪楊枝はくわえてないけど。

安部徹&内田勝正コンビはもう鉄板。
内田さんは先日お亡くなりになられた。ご冥福をお祈りいたします。

ま、道中雪姫がいろんなところに首を突っ込んでいくわけだが。
とっとと江戸に行かんかいと言ってしまったらおしまいなので。

加藤清正の孫って設定がまたなんとも。
おとっつあんの忠広役は佐竹明夫さん。
この人見るたび庄屋しかイメージせんのだが。

だから、第1話で無実の罪に陥れられても
庄屋さん、牢に放り込まれるんかいなって感じになっちゃう(笑)

そこは武士の気概を見せてくれはするのだが。
これDVD化すればいいのにねえ。

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