1973年公開の東映映画。
仁義なき戦いシリーズ第2弾。
出演は菅原文太、北大路欣也、千葉真一、名和宏、成田三樹夫、など。
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あらすじ
朝鮮動乱で景気に沸く昭和25年。
山中(北大路欣也)は無銭飲食でテキ屋の息子・大友(千葉真一)と揉め、
村岡組組長の姪・靖子(梶芽衣子)に助けられる。
それが縁で山中は村岡(名和宏)の若衆に。
大友の父親(加藤嘉)は村岡組との共存共栄を図り、
息子を破門するが、これが抗争に火をつけた。
ヒットマンとして名を挙げた山中と呉で交流を持つ広能(菅原文太)。
その一途さに危うさを感じるが、何もしてやることはできない。
大友の残党を一人ずつ消していく山中だが――という話。
感想
ある意味シリーズ番外編といえる作品。
主人公は山中だが、目立つのは千葉真一演じる大友。
「あれらはオメコの汁で飯食うとるんで」
「わしらうまいもん食ってマブいスケ抱くために生きとるんじゃないの」
「仁義守って首くくれ言うんか!」などなど最高である。
最初、山中と大友のキャスティングが逆だったのは有名な話。
結果、大正解でしたわな。
アクションでいえばシリーズ最高かもね。
キャメラが揺れる揺れる。ド迫力。
そんなに出てくるわけじゃないけど
小池朝雄と成田三樹夫のキャラが素晴らしい。
しかし、いつの世でも若者が犠牲になるのは悲劇ですな。