1985年5月27日TBSで放送。
好評を博した横溝正史シリーズの後で製作された
金田一耕助シリーズの第4弾にあたる。
原作は横溝正史「霧の山荘」。
出演はメインの古谷一行、ハナ肇のほか、
岡田茉莉子、西田健、松本留美、織本順吉など。
あらすじ
休暇中の金田一耕助(古谷一行)。
等々力警部(ハナ肇)に誘われゴルフに興ずる。
すると元映画スターの紅葉照子(岡田茉莉子)に出くわす。
彼女に招かれ別荘を訪れた金田一だったが、
なんとそこで殺された姿の照子を発見する。
慌てて等々力警部を読んだ金田一だったが、
別荘では何事もなくパーティーが開かれ、照子も元気な姿を見せる。
この謎を解いた金田一は照子から依頼を受ける。
それは未完に終わった20年前の映画にまつわる
忌まわしい事件の真相をつかむことだった――という話。
感想
別荘を訪れ死体を発見し、警部呼びに行って
帰ってきたら被害者が元気というところのアイデア以外は
オリジナルストーリーといって差し支えないぐらい原作と違う。
そもそも犯人も動機も違う(笑)
ま、それはおいといてこれはこれでありっちゃあり。
普通に観てたらだいたい見当はつくけれど。
最初の方に出ていたわけのわからん
劇団風の連中はいったいどこ行ったんだ(笑)
あとそれを言ったら依頼をチートも解決しとらんのではないか、
金田一くんと最後に突っ込みたくなるシーンもあったりなんかして。
まあそういう作品。