1988年第1回日本推理サスペンス大賞優秀作受賞作品。
同年、火曜サスペンス劇場枠でテレビドラマ化。
主演は浅野ゆう子。渡辺典子、五十嵐いづみ、伊原剛志などが出演。
Auto Amazon Links: プロダクトが見つかりません。
あらすじ
美貌に恵まれ幼い頃から芸能人を志していた志穂子。
ところが高校生の時、たまたま自分にそっくりな
アイドル歌手・マリ子がデビューして大人気に。
あてが外れたものの自分だってやれると思った志穂子は迷わず東京に。
しかし、いくら努力しても先に世に出た方が強く、恵まれない日々。
時は流れ、マリ子はアイドルから女優として大きく羽ばたく一方、
志穂子は人前で輝くどころか人形使いとして34歳を迎えていた。
そんな時、人形劇で主役の声を演じている青山と
マリ子のスキャンダルが週刊誌にスクープされた。
これを機に志穂子の運命も大きく動いていくのだが――という話。
感想
なんちゅうてもキャベツの場面が恐ろしい。
志穂子の壊れっぷりが印象的だが、実際こんな人おるやろねえ。
幼い頃からちやほやされるのも大変ですな。
そんな経験ないもんにとっては羨ましい部分もあるけど。
隣の芝生は青いのだ、何の世界でも。
周辺の人も「おるねえ、こんな人」って感じだし、
やっぱりこういう描き方するとしっくりくるんだなあ。
ま、誰も好きにはなれんけど(笑)
ドラマは観てないからわかんないけど、そのうち比べてみたい。