西村京太郎78「L特急踊り子号殺人事件」を読む

1984年出版の作品。
表題作と「特急しらさぎ殺人事件」
「振り子電車殺人事件」の計3編を収録。

あらすじ

表題作は踊り子5号に爆弾を仕掛けたとの電話が入る。
緊急停車を行い、車内点検したところ
発見したのは爆弾ではなくナイフが刺さった男の死体。

殺された男はサラ金会社の社長。

容疑者は浮かぶものの鉄壁のアリバイが――という話。

1991年に土曜ワイド劇場で映像化。
ゲストは白都真理、下条アトム、七瀬なつみなど。

観てないからわからんけど、
まあ原作よりは女性をフィーチャーするでしょうな。
定石としては。

「特急しらさぎ殺人事件」は
月曜に起こる謎の無差別連続殺人の話。
それが警視総監を狙う話にエスカレート。

まあしかし、不条理な事件が増えているが
イカレてるもんを正常なルールで裁こうってのが
どだい無理な話だと思うんだけどねえ。

精神鑑定なんて何の意味があんのかね。
またそれを野放しにすることの
どこがバリアフリーと言えるのだろうか。

「振り子電車殺人事件」は
河合奈保子が昔やってた火曜ミステリー劇場の
シリーズの中の原作作品。

当時は毎日2時間サスペンスやってましたわな。
質は様々だったけど。

この作品のアイデアはなるほどと思える。

いずれも短編というよりは中編の作品集。

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