西村京太郎212「尾道・倉敷殺人ルート」を読む

1993年出版の作品。
1998年にTBSで映像化。

あらすじ

十津川警部の部下・日下刑事の両親が乗る
尾道・倉敷行きの観光バスが行方不明になった。
観光会社に押し掛けた日下刑事だが埒が明かない。
姉夫婦が同じ観光バスに乗っているという女子大生、
小川麻美とともに倉敷へ向かう。

倉敷についた日下刑事に十津川警部から連絡が。
観光バスの身代金として1億円相当の宝石が要求されたとのこと。
まんまと犯人にしてやられた捜査陣だが、
人質にとられていたとみられた乗客たちは
偽情報で違う温泉で宿泊していて無事だった。

ところが乗客の中から男女2名だけが見当たらない。
この2人が犯人と思われたが、事故死の状態で見つかり
宝石も取り戻せたので事件は一気に解決に思われた。

しかし、奇妙なことに観光バスに乗り合わせた乗客、
添乗員が相次いで殺されていく。
事件はまだ解決していないのか? 十津川警部の推理は――という話。


感想

女難の相がある日下刑事、またまた巻き込まれるの巻。
ラストは外国映画を想起させるような哀愁あるエンディングを迎える。
こういう展開は結構好み。

ドラマの方は観てないんだよなあ。
バスに乗り合わせているのは十津川警部の恩人夫婦。
当然元刑事でその息子が十津川警部の部下にいる設定に。
ゲストは高松英郎、西村和彦など。
脚本は大好きな長坂秀佳さん。

……なんで観てないんだろ、オレ。

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