1978年TBSで放送。全4回。原作では金田一耕助は出てこない。これまでで唯一のテレビドラマ化。あらすじフェリーに乗り合わせた大富豪の未亡人と知り合う金田一。未亡人の名は大道寺綾子(司葉子)。小舟で流されてきた謎の少年の面倒を見る綾子だがそこから血なまぐさい連続殺人事件が巻き起こる――という話。感想ま、一度しか映像化されていないのも無理はない。これほど金田一がアホに見える作品があっただろうか。てい
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1977年放送の記念すべきシリーズ第一弾。原作は江戸川乱歩「吸血鬼」。ゲストは三ツ矢歌子、菅貫太郎、松橋登など。あらすじと感想冒頭から釣りをしている明智くん。ロクに働くつもりがないのはシリーズ最初からの伝統だったのね。そして見上げると三ツ矢歌子が。ナレーションで美しいだの魔性だの言いたい放題。仕事をせんか、仕事を。で、菅貫太郎VS松橋登の毒入りワイン対決があったり三ツ矢歌子の息子が誘拐されたりして
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1977年にTBSで放送。全3回。映画では映像化されていたがテレビドラマでは初だった。原作には登場しない長門勇演じる日和警部の初登場作で、これ以後古谷金田一と名コンビを組むことになる。言わずと知れた密室本格ミステリの代表作。金田一耕助初登場作品でもある。1975年にATGで映画が作られている。中尾彬がジーパン姿で金田一耕助を演じている。結構いい作品なんだけどねえ。それはさておき初テレビドラマの話。
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1975年公開の東映映画。主演はもちろん志穂美悦子。あらすじと感想毎度おなじみの展開が炸裂。香港にいる志穂美悦子に失踪した女性の捜索を依頼に来た、千葉真一の弟・千葉治郎。ま、断るはずはないわいな。で、資料を渡そうとしたら飛んでくるナイフ。予想通りたちまち乱闘。なぜだか刺されるシーンがないまま千葉治郎はあえなく死亡。その時連れていた子どもとともにビジンダー志穂美悦子は横浜に。そしてまたまた襲われる。
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1962年公開の東映時代劇映画。千姫を演じるのは美空ひばり、秀頼は中村錦之助。あらすじと感想大坂城最後の日のこと。城内では千姫(美空ひばり)と秀頼(中村錦之助)は最後の別れをしようとしていた。その頃、徳川家康(東野英治郎)は大坂城を攻めておいて「千を救い出してこい!」と配下にムチャぶり。だったら攻めるのやめんかい、という話なのだが老人は頑固だからな。結局助けたのは顔面やけどしながら頑張った平幹二郎
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1974年秋から1975年春にかけて放送。三浦友和が演じる内与力・相良俊輔と吉沢京子演じる綾とのラブストーリー、大坂志郎演じる村上源次郎の再婚などが特徴。あらすじと感想主なレギュラー出演者は次の通り。大岡越前→加藤剛 雪絵→宇津宮雅代相良俊輔→三浦友和 綾→吉沢京子村上源次郎→大坂志郎 辰三→高橋元太郎大岡忠高→片岡千恵蔵 妙→加藤治子猿の三次→松山英太郎 美乃→本山可久子榊原伊織、
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1966年のマカロニウエスタン。あらすじと感想冒頭からスコープを覗く謎の主人公ハンク(クレイグ・ヒル)。銀行輸送の金を強奪するのは毎度おなじみフェルナンド・サンチョ。相変わらずむちゃくちゃ撃って護衛の人間を殺しまくる。制服奪って護衛になりすまし銀行も襲撃しようと企むサンチョ。なぜだか自分たち3人は別行動をとる。そしてハンクにつけまわされ対決のあげく速攻死ぬ。まだまだこの頃はサンチョも下っ端だったの
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1977年初夏にTBSで放送。全5回。帝銀事件がヒントになったと思われる天銀堂事件、田舎の因習めいた話ではなく、都会の貴族没落の話という時代背景、インモラルな性描写が特徴的な原作でわりかし人気が高い。映画・テレビドラマ・ラジオドラマ・舞台・マンガと何でもある。なんやろねえ、まあ他の作品と比べても独特の雰囲気がありますわな。初めてテレビドラマ化されたのがこの1977年版。これまた他に負けず劣らずメン
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1978年夏にTBSで放送。全3回。あらすじと感想原作は1948年発表で「本陣殺人事件」「獄門島」に続く金田一長編第3弾だった。小学生の時、角川文庫のカバーの怖いやつで読んだ。タイトルの通り美女が夜歩いてる絵なんだけどまあ怖い。でも読んだ時はラストが衝撃的だったなあ。そんなのあり? と思った記憶が甦る。さて、ドラマの方だが他の作品に負けず劣らずメンバーが濃い。特に男連中がなかなかエグい。谷隼人、村
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1965年公開の大映映画。ベトナム戦争の激化、日韓条約問題など緊迫した政治状況を背景に韓国のスパイ活動を暴露した珍しい作品。あらすじ社会部記者の須川(田宮二郎)は密入国者収容所から脱走した韓国青年・李(山本學)の事件を追って長崎県大村市へやってきた。すると、脱走当日に謎の警部が訪れていたことを知る。警察庁にその名前の人物はいないのだ。疑惑を深めた須川は謀略事件ではないかとにらむ。その頃、山谷のドヤ
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