1968年公開の大映時代劇映画。眠狂四郎シリーズ第11弾。主演は市川雷蔵、緑魔子、川津祐介、渡辺文雄、寺田農となかなかの布陣。あらすじ亡き母の墓参りに14年ぶりに甲府を訪れた眠狂四郎(市川雷蔵)。そこで墓守から狂四郎と同じく黒ミサの子として生まれた兵吾(寺田農)の存在を知る。甲府では将軍家斉の妾腹の子、土門家武(川津祐介)・紫(緑魔子)の兄弟が暴虐の限りを尽くしていた。2年前、幕府は2人の行状が御
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1967年公開の大映時代劇映画。眠狂四郎シリーズ第9弾。第4弾「女妖剣」以来の狂四郎の出生に関わる内容。鰐淵晴子、成田三樹夫、久保菜穂子、金子信雄、稲葉義男などが出演。あらすじ馴染みの矢場女・おえん(久保菜穂子)のもとにいる狂四郎(市川雷蔵)。「女は抱くものとしか心得ていない」と言いたい放題の狂四郎に、襲い掛かる謎の一味。それは闕所物奉行・朝比奈(金子信雄)と家来だった。難なく撃退した狂四郎は、ち
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1969年公開の大映時代劇映画。市川雷蔵版の眠狂四郎シリーズ第12弾で最終作。藤村志保、久保菜穂子、松尾嘉代、朝丘雪路に吉田日出子、小池朝雄、江原真二郎らが出演と結構豪華。あらすじ毎度おなじみ大奥の権力争い。相手方の女捕まえて折檻するわ、気に入った女捕まえてレズに走るわやりたい放題。そんな中、狂四郎の偽物が現れ将軍の子を身ごもったお千加(松尾嘉代)一派の女が殺されていく。裏で糸を引いているのは大奥
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1969年公開の大映仁侠映画。当時東映仁侠路線の人気が継続中で、わざわざ東映の脚本家・高田宏治を招き製作された。一世を風靡した人気スター、市川雷蔵の遺作。あらすじ渡世の義理からやむなく男を殺した桜田丈吉(市川雷蔵)。殺した男の妹・お園(亀井光代)に憎まれながらも、金を作るため盆に向かうが、失敗してしまう。危ないところを小洗音次郎(近衛十四郎)に助けられ命を預ける。そして6年後――。務めを果たした丈
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1955年公開の大映時代劇映画。主演は市川雷蔵、監督は名匠・溝口健二。原作は吉川英治で当時まだ連載中だった。昭和30年度芸術祭作品で、1億を超える興収を記録。当時の1億円だもの、今ならいくらになるんかねえ。あらすじ時は平安時代末期。西海の海賊征伐を終えた平清盛(市川雷蔵)は、父親の忠盛(大矢市次郎)とともに鳥羽上皇(柳永二郎)に報告に。ところが、武家を軽んじる公家たちは冷たい態度。唯一、忠盛たちに
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1961年公開の東映時代劇映画。主演は若山富三郎、お岩さんは藤代佳子。近衛十四郎、桜町弘子などが出演。あらすじ貧乏御家人の民谷伊右衛門(若山富三郎)。過去に起こした辻斬りに感づいた義父・四谷左門に恋女房・お岩(藤代佳子)を引き取られ恨んでいた。そのお岩の妹・お袖(桜町弘子)に伊右衛門の博奕仲間・直助(近衛十四郎)が惚れてしまう。伊右衛門は義父を斬り殺し、直助はお袖の恋人・与茂七と間違え、その友・奥
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1983年TBS系列で放送のザ・サスペンス。原作は第28回江戸川乱歩賞受賞作「黄金流砂」。主演は金田賢一、相本久美子。他に長門裕之、岡本富士太など。あらすじ盛岡支局に赴任した新人の新聞記者・法眼総一郎(金田賢一)。行きの電車の中で同じく新任の中学教師・広瀬素子(相本久美子)と知り合う。偶然にもアパートまで一緒だ。取材に張り切る法眼は、著名な大学教授・高村が殺された事件を担当。平泉文化と義経北行説に
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1963年公開の大映時代劇映画。主演は市川雷蔵、脚本は黒沢映画で重要な役割を担った小国英雄。瑳峨三智子、坪内ミキ子、成田純一郎、稲葉義男などが出演。あらすじ舞台は伊達藩・青葉城。上級藩士の井伊直人(市川雷蔵)は役目をさぼって昼はゴロゴロして夜は酒場で遊びまわっていた。しかも、主君・伊達忠宗(成田純一郎)を連れてだから始末が悪い。そんな直人のもとに、城代家老(稲葉義男)の娘で仙台小町と評判の定(瑳峨
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1958年公開の大映時代劇映画。主演は市川雷蔵、監督は時代劇の名匠・伊藤大輔。勝新太郎、黒川弥太郎、河津清三郎、青山京子などが出演。あらすじ弁天小僧(市川雷蔵)ら5人のやくざ仲間は、得意のゆすりたかりで荒稼ぎしていた。しかし、遠山左衛門尉(勝新太郎)の追求が激しくなり、そろそろ江戸を離れなければ危なくなっていた。そんな時、不良旗本3人衆が呉服屋・浜松屋をゆすろうとしているのを知り、義憤にかられ一計
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1969年公開の東映仁侠映画。名シーン満載の緋牡丹博徒シリーズ第3弾。主演はもちろん藤純子。高倉健、若山富三郎、待田京介、清川虹子、嵐寛寿郎、小池朝雄、天津敏、藤山寛美、内田朝雄など揃い踏み。珍しく善玉の山本麟一、汐路章も見逃せない。あらすじ舞台は明治中頃の名古屋。お竜(藤純子)は列車に轢かれかけた盲目の少女を助け、杉山貞次郎(嵐寛寿郎)率いる西之丸一家に挨拶に。ところが、お竜の偽物がイカサマの旅
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