1985年公開の日活ロマンポルノ。まあこの時代になると厳密に言えば会社は「にっかつ」だし、ロマンポルノというよりはピンク映画的要素の方が強いのだが、裸が観たい人間にとってはそんなことはどっちでもいいわなあ。主演は毎度おなじみ泉じゅん。他はあんまり知らん。顔は見たことあるような。あらすじとある場所にある看護婦寮「聖エリザベス看護女子寮」。「聖」か「性」か知らんがここにある一人の看護婦が帰って来た。そ
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1970年公開の新星映画社と文学座の共同作品。配給は松竹。出演は石立鉄男、前田吟、河原崎長一郎、峰岸隆之介(峰岸徹)、林秀樹、太地喜和子、小川真由美などなかなかのメンバー。テレビドラマから映画化された「若者たち」の流れを受けた映画だが、そんな企画意図はそっちのけで深作流青春群像劇となっているところが魅力。あらすじ各地から集団就職で上京し、今は同じ工場で働く5人の若者。炭坑出身で幼馴染の樋口喜久男(
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1995年の秋クールの月9ドラマ。全10回。主演は中井貴一、小泉今日子。脚本は岡田恵和。後に「最後から二番目の恋」でもトリオを組んだ。常盤貴子、草彅剛、竹野内豊、坂井真紀などが出演。主題歌は小泉今日子「BEAUTIFUL GIRLS」。なぜだかDVDは出ていない。あらすじ江戸時代のクリスマスイブに起きた一つの心中事件。廻船問屋の一人娘・お由紀(小泉今日子)と丁稚の真吉(中井貴一)。二人は身分違い
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1972年公開の日活ロマンポルノ。監督は田中登、主演は田中真理。あらすじ診察を受けた老女・宝田ユメ。医師がはっきり病状を言わないので、ナースに指輪をちらつかせ聞き出したところあと3日の命だという。失意のユメだが、それを聞きつけた娘たちが屋敷に殺到。それぞれ父親が違う5人姉妹だが、唯一まともな部類に入るのがユメの屋敷に同居している末っ子のタマ子(田中真理)。時価2億円のダイヤを巡ってそれぞれの思惑と
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1964年公開の独立プロ映画。配給は東宝。原作・脚本は安部公房、監督は勅使河原宏。このコンビだからこそできた映画かな。原作も映画も国内外で絶賛され、数々の賞を獲得した。主演の男と女は岡田英次と岸田今日子。ロケは静岡にある砂丘で行われた。あらすじ夏の暑い日、昆虫採集大好き教師(岡田英次)が都会から砂丘にやってきた。なんで砂丘に虫を求めてやってくるのよと話だが、それがマニアというものだ。昆虫マニアの教
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1962年公開の東映映画。社会派ミステリ全盛の時代に作られたサスペンス映画。主演は鶴田浩二。丹波哲郎、梅宮辰夫、大空真弓、中原ひとみなどが出演。あらすじ鉄鋼関係の業界紙記者・黒木(鶴田浩二)。朝鮮動乱の特需景気はすでに終わっているはずなのに、三原産業の景気が相変わらず好調なのを見て何かあると判断。さっそく相棒の畑野(梅宮辰夫)と調査してみると、どうも東南アジアに向けて銃を輸出しようとしているらしい
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1979年9月から半年間、日テレ火曜夜9時枠で放送。全27話。今なお根強いファンを持つ伝説のテレビドラマ。あらすじと感想主要メンバーは以下の通り。工藤俊作……松田優作。ライターの火力の凄さ。よくマネして前髪焼いた(笑)服部刑事……成田三樹夫。「工藤ちゃ~ん」の猫なで声の不気味さは誰も真似できない。松本刑事……山西道広。いじられてナンボのキャラ。準レギュラー的存在が相木マサコ……倍賞美津子。弁護士。
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1955年公開の独立プロ映画。監督は今井正、脚本は水木洋子のゴールデンコンビ。出演は小林桂樹、岡田英次、岸恵子、加藤大介など豪華。極めつけは山田耕筰が劇中の交響楽団の指揮をとるなど音楽人の特別出演が話題に。あらすじ時代は終戦直後。荒み切ってきた人の心を癒し、労働者や子ども達に美しい音楽をという思いから、群馬県高崎市に生まれた市民の交響楽団。しかし、マネージャーの井田(小林桂樹)の懸命の努力も空しく
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1958年公開の松竹映画。原作は松本清張の同名短編。監督は野村芳太郎、脚本は橋本忍。出演は大木実、宮口精二、高峰秀子、田村高廣、高千穂ひづるなど。映画はこれ一本だが、テレビは何回やったら気が済むねんというぐらいドラマ化されている。あらすじ横浜から鹿児島行きの夜行列車「さつま」が走る。三密状態なんのその、窓は開いてるから大丈夫だろ。その中にいる二人の刑事、柚木(大木実)と下岡(宮口精二)。彼らは東京
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1973年公開のイギリス・フランス・アメリカ合作映画。監督は「真昼の決闘」「尼僧物語」のフレッド・ジンネマン。主役の殺し屋・ジャッカルを演じたのはエドワード・フォックス。原作はフレデリック・フォーサイス。彼の名を一躍有名にした作品。あらすじドロ沼のアルジェリア戦争から抜け出すべく誕生したフランスのド・ゴール大統領。だが、フランスのためと信じてアルジェリアで戦い続けてきた一部の軍人などにとっては、「
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