松本清張おんなシリーズ4「足袋」を観る

1978年TBS東芝日曜劇場にて放送。原作は小説新潮1月号掲載の松本清張の短編小説。主演は池内淳子、平幹二朗。あらすじ能の才能がある津田京子(池内淳子)は妻子ある村井英夫(平幹二朗)に恋心を抱くも師匠である水野孝輔(観世栄夫)の呪縛から逃れられない。一度は妻を捨て京子と一緒になろうとする村井だが、京子は能の稽古に夢中で村井の言葉は耳に入らない。能を捨てる決心をした京子だが、村井の心変わりに直面して
>>続きを読む

石井輝男監督東映映画「緋ぢりめん博徒」を久々に観る

1972年公開の東映仁侠映画。ポスト藤純子と呼ばれた中村英子が主演。菅原文太、土田早苗、藤浩子、小池朝雄などが出演。あらすじ時代は明治15年のこと。五年の刑を終えてシャバに戻ってきた鬼百合のお勝(中村英子)。服役中に仲良くなった江戸幸組の娘・お秀(土田早苗)を訪ねる。ところがその途中で立ち寄った賭場でピンチに。牛五郎(名和宏)との勝負で危ういところを盲目の女博徒・お紋(藤浩子)に助けられる。という
>>続きを読む

梶芽衣子主演・石井輝男監督映画「怪談昇り竜」を久々に観る

1970年公開の日活映画。配給はダイニチ映配。監督は石井輝男、主演は梶芽衣子。ホキ徳田、佐藤充、加藤嘉、安部徹、内田良平などそれなりに濃いメンバーが出演。あらすじ郷田組に殴り込みをかけた立花明美(梶芽衣子)。少ない人数でようやるもんだと思うのだが、組長の郷田を斬ったつもりが組長の妹の目を斬ってしまう。めっちゃ噴き出る血を黒猫が舐めるのを見た明美は刑務所に入ってからも黒猫の夢にうなされることに。お願
>>続きを読む

映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観る

2011年公開のイギリス映画。「鉄の女」と呼ばれた首相マーガレット・サッチャーの伝記物語。主演のメリル・ストリーブが第84回アカデミー賞主演女優賞を獲得。あらすじ1979年に欧米で初の女性首相となったサッチャー。改革を断行した姿勢から「鉄の女」と呼ばれた彼女も、首相の座を降りて年老いてからは認知症に悩まされていた。すでに亡くなっている夫、デニスと会話しながらサッチャーはこれまでの自分の歴史を振り返
>>続きを読む

松本清張おんなシリーズ3「心の影」を観る

1978年東芝日曜劇場で放送。原作は松本清張の「顔」。主演は大空真弓。渡瀬恒彦、織本順吉、垂水悟郎、三上真一郎などが出演。あらすじ舞台は北九州。蕎麦屋で働いていた良枝(大空真弓)は大手会社のサラリーマン・竜夫(三上真一郎)と恋仲に。妊娠を報告すると竜夫は今度東京に転勤するから夫婦になろうと告げる。婚前旅行で熱海に行くも、良枝は崖の上から竜夫に突き落とされそうに。ところが、崖から落ちたのは竜夫の方。
>>続きを読む

ヒッチコック監督映画「疑惑の影」を観る

1943年製作のアメリカ映画。戦後日本で初めて公開されたヒッチコック映画らしい。主演はジョゼフ・コットン&テレサ・ライト。あらすじ退屈な我が家に飽き飽きしている思春期ですか状態のチャーリー(テレサ・ライト)。大好きな叔父・チャーリー(ジョゼフ・コットン)に来てもらおうと電報を打ちに行くが、そんなことせんでも以心伝心、来るんだなチャーリーが。ところが、大好きだったはずの叔父のチャーリーは未亡人連続殺
>>続きを読む

ヒッチコック監督映画「裏窓」を久々に観る

1954年のアメリカ映画。ヒッチコック監督55歳の時の作品。主演はジェームズ・スチュアートとグレース・ケリー。原作はコーネル・ウールリッチだったのね。後のサスペンスドラマに数々の影響を与えた名作。あらすじ舞台はニューヨーク、グリニッチ・ヴィレッジ。その一角にあるアパートの一室で暮らしているジェフ(ジェームズ・スチュアート)。ジェフは報道カメラマンで取材中の事故で車椅子生活中。退屈しのぎに望遠カメラ
>>続きを読む

横溝正史原作映画「悪魔が来りて笛を吹く」を久々に観る

1979年公開の東映映画。監督は斉藤光正、脚本は野上龍雄。主演は西田敏行。宮内淳、斉藤とも子などが出演。あらすじ宝石店「天銀堂」で従業員が毒殺される事件が発生。容疑者として取り調べを受けたのは椿英輔元子爵(仲谷昇)。没落したとはいえ由緒正しき家柄の元子爵は「父はこれ以上の屈辱に耐えていくことができない。ああ、悪魔が来りて笛を吹く」という謎の遺書を残して失踪。子爵の娘・美禰子(斉藤とも子)は金田一耕
>>続きを読む

緋牡丹博徒シリーズ7「緋牡丹博徒 お命戴きます」を観る

1971年公開の緋牡丹博徒シリーズ第7弾。監督は加藤泰、主演はもちろん藤純子。鶴田浩二、若山富三郎、待田京介、河津清三郎などおなじみの皆さん。あらすじ舞台は明治末期の上州。矢野竜子(藤純子)は賭場のいかさまを巡ってピンチになるが、結城組の結城菊太郎(鶴田浩二)に助けられる。その頃、熊谷で軍部の兵器工場が原因の公害が発生。菊太郎は被害を受けた農民たちを助けるため奔走。ところが、毎度おなじみ工場の利権
>>続きを読む

緋牡丹博徒シリーズ6「緋牡丹博徒 お竜参上」を観る

1970年公開の緋牡丹博徒シリーズ第6弾。監督は加藤泰、主演はもちろん藤純子。菅原文太、若山富三郎、安部徹に天津敏、名和宏とメンツが揃っている。あらすじ以前関わりのあったニセお竜の娘・お君を訪ね歩くお竜(藤純子)。ようやく探し出したお君は浅草でスリになっていた。涙の再会を果たした二人だが、暗雲が立ち込めているのは言うまでもない。浅草六区の芝居小屋を仕切っているのは鉄砲久(嵐寛寿郎)だったが、その利
>>続きを読む

記事作成・ライティングに関するお問い合わせ・ご相談

コピーライター育成オンラインアカデミー

最近の投稿

テーマ別

ページトップに戻る